ごぼう

もう水にさらしません!「ごぼう」本来の味を楽しめる下処理&調理方法【管理栄養士が実践】

Gourmet / Recipe

ごぼうを使う際、皮を剥いて水にさらしていませんか?
実は、この従来の調理法ではごぼうの風味や栄養素を無駄にしている可能性があるのです。
本記事では、ごぼう本来の味がわかる下処理方法とそのメリットを紹介します。

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ごん太郎
ごん太郎
2024.08.23

ごぼうの皮は栄養の宝庫

ごぼう

注目すべきは、ごぼうの皮に含まれる栄養素。
ごぼうの皮にはポリフェノールが豊富に含まれており、抗酸化作用が期待できます。
食物繊維も多く含まれているため、便通を促進し、腸内環境の改善にも役立つのです。

そのため、皮を剥いてしまうとこれらの大切な栄養素を失ってしまうことになります。

水にさらすと風味が台無しに?

切ったごぼう

従来、ごぼうはアクを抜くために水にさらすとされてきました。
独特の土の香りや深い風味はそのアクとされる成分に由来するため、水にさらして取り除いてしまうと、ごぼう本来の香りや風味が失われてしまいます。

水にさらす代わりにそのまま炒めたり煮たりすることで、ごぼう本来の味を楽しめますよ。

新常識?!アルミホイルを使ったごぼうの正しい下処理方法

よごれ落とし

皮は剥かずにアルミホイルで軽くこすって、土や汚れを落とすだけで十分です。
アルミホイルを丸めて擦ると、適度に汚れのみを落とせます。
その後、水にさらさずにそのまま調理しましょう。

炒め物や煮物に使う場合は、香ばしさやコクが増してごぼう本来の風味が際立ちます。
さらにシャキシャキとした食感が残るため、食べ応えのある料理になりおすすめです。

あとは従来通り調理

そのまま調理

切ったごぼうは従来通り、そのまま料理に使ってください。

ただし、切ったあとに長時間放置すると色が悪くなってしまいます。
ごぼうは硬い素材ですので、切ったらすぐに鍋に入れて弱火にかけて放置し、ときどき混ぜながらほかの具材を切って追加していきましょう。

皮つきのまま汚れを落として調理

金平ごぼう

ごぼうの下処理方法は、従来の「皮を剥いて水にさらす」から「皮付きのまま汚れを落として調理」へと変わりつつあります。この新常識を取り入れることで、栄養素を無駄にせず、風味豊かな料理を楽しめるでしょう。
ごぼうを調理する際には、ぜひ新しい方法を試してみてください。

ライター・管理栄養士ごん太郎

◆ライター・管理栄養士 / ごん太郎

管理栄養士歴15年。趣味で料理全般、スイーツ・パン作り、コーヒー、紅茶、ビールをやっています。
コーヒーについては自家焙煎歴20年以上、ビールは日本ビール検定2級をもっています。
得意ジャンルは食・健康・栄養·医療関連。
人は幸せな未来を想像するとその中に『美味しいものを食べるという項目が上がります。そのお手伝いとしての情報発信をしていきたいと願っています。

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ごん太郎

管理栄養士歴15年、趣味で料理全般、スイーツ・パン作り、コーヒー、紅茶、ビールをやっています。コーヒーについては自家焙煎歴20年以上、ビールは日本ビール検定2級をもっています。いつか自分でビールでビール醸造所を夢見てライター業務に取り組んでいます。得意ジャンルは食・健康・栄養·医療関連のものです。
人は幸せな未来を想像するとその中に『美味しいものを食べるという項目が上がります。そのお手伝いとしての情報発信をしていきたいと願っています。