呆れて物も言えない……
「私は2年前までカフェで働いていました。
強烈すぎるお客さんのことは、今でもハッキリと覚えています……。
週末の混雑する時間帯に家族連れのお客様が来店されました。
3〜4歳くらいの男の子と両親、祖母と思われる人が一緒でした。
来店時から威圧的な態度……。
“嫌な予感がするな〜”と思っていたら、案の定。
子どもはテーブルに靴のまま足を上げたり、走り回ったりと好き放題!
見かねたスタッフが
『お子様から目を離さないようお願いします。
グラスが倒れると危ないですし、他のお客様もいらっしゃいます』
と親に声がけすると、化粧直しをしながら怒鳴ります!
『子どもはね!言うことを聞かなくて大変なの!
あなたは子どもがいないからわからないでしょ!?
知ったような口をきくな!』
と謎の逆ギレ。
当店では、一人ひとつ注文するワンオーダー制を取り入れていたにもかかわらず、
『なにそれ、頼みたくない』と言い出す始末。
子どもはともかく、大人は一人ひとつの注文をお願いするよう何度も伝えたところ、不満そうに頼んでは、結局全てペロリと完食。
帰り際には子どもに『ばいばーい』と手を振られましたが、心の中では“やっと解放される”と安堵の気持ちでいっぱいでした。
あんな両親に育てられた子どもの将来が心配です……」(20代女性)
自業自得な大炎上!
「レストランで働いていたときの話です。
来店した時点ですでに印象は最悪でした。
横柄な態度に加え、スマホで店内のあちこちをパシャパシャと撮影し始めます。
撮影許可の相談はせず、勝手に撮影する客。
他のお客様も映り込んでしまうため、同僚が『他のお客様のご迷惑になりますので……』とやんわり注意しました。
すると男性は逆ギレ。
『俺はフォロワー5万人いるんだぞ?宣伝してやるんだからありがたく思えよ!』と。
さらに、料理が運ばれると『見た目がしょぼいな。この値段でこれはなし』と文句を言いながら写真を撮り続けました。
そして会計時には、『この店の接客は最低!今夜の投稿、覚悟しとけよ!』と捨て台詞を言い放ち、退店。
その夜、店長がその客のSNS投稿を発見しました。
『○○店の接客は最悪!二度と行かない!』という文とともに、料理や店内の写真がアップされていました。
しかし、コメント欄には予想外の反応が……!
『撮影禁止の注意書きが見えるんだけど?許可取ってんの?』
『他の客映り込んでる!撮影したこいつヤバい』
『店員に文句つける奴が一番マナー悪いよね』
など、彼の投稿が大炎上!!
慌てた男性が言い訳を始めるも、火に油を注ぐ状態に。
翌日、バツの悪そうな顔で店にやってきた男性は、小声で『昨日はちょっと言い過ぎたかも……』と謝罪してきました。
しかし、店長は毅然とした態度で
『撮影禁止や他のお客様への配慮をお願いしました。
対応に不満があるなら二度とご来店いただかなくて結構です』と一喝。
男性は言葉を失い、足早に店を去りました。
それ以来、二度と彼が店に現れることはありませんでした」(30代女性)
立派なハラスメントです。
「3年前、私はアパレルショップで販売員として働いていました。
スタッフ内に周知されている要注意のお客様が地味にストレスでした。
定期的に訪れる30代〜40代の女性客。
彼女は毎回在庫のない商品を5つほど取り寄せるよう要求してきます。
取り寄せ業務は大変ですが、ご要望に沿うため、誠実に対応していたのですが……。
彼女は、一度も商品を購入したことがありません。
『イメージが違う』
『なんかしっくりこない』
『私には若すぎるデザイン』
『財布を忘れた』
などの理由で、購入に至らず……。
強制はできないので、渋々応対していました。
同じことを繰り返す彼女の行為は、立派なカスタマーハラスメントに該当しそうです。
最近になってそのお客様はぱったりと来店しなくなりました。
おそらく、テレビなどのメディアで『カスタマーハラスメント』が取り上げられるようになり、自覚したのかもしれませんね」(30代女性)
客側のモラルとマナーが大切
当然ながら、客側がお店側よりも偉いなんてことはありません。
マナーを守って、誰もが気持ちよく過ごせるといいですよね。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています。
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