笑えない“軽口”が限界を超えた
「上司の“おかしさ”に気づいたのは、ほんのささいな雑談がきっかけでした。
『彼氏いないの?』
『男ウケ狙ってる服だね〜』
など、最初は軽口のような発言に皆で苦笑い。
しかし、徐々に発言はエスカレートしていきました。
上司の本性が現れて、職場がピリつきます。
『女は感情的で仕事に向いてない』
『イライラするなよ、更年期か?』
などの女性蔑視の発言を連発。
さらには、他人のミスを執拗に責め、人格否定まで。
極めつけは飲み会の席で、女性社員の肩に手を回し
『俺のこと好きなんだろ?』とニヤつく始末……!
彼女は泣きながら帰ってしまい、飲み会は地獄と化しました。
翌日から複数の社員が人事に相談。
調査の末、上司は“自主退職”という形でひっそりと姿を消しました。
それ以来、オフィスの空気は明らかに軽くなりました。
みんな、ようやく心から笑えるようになった気がします」(30代女性)
ただの冗談……じゃ済まされないよね?
最初は笑って受け流していた言葉が、ある日ふと「おかしい」と感じたこと、ありますか?
“冗談のつもり”でも、言われた側にとっては深い傷になることも。
そんなときは、無理に笑わず「それ、ちょっと違うかも」と伝える勇気も大切です。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
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