自分は“特別”だと信じ込んだ客
「仕事先のカフェでよく見かける中年の常連客がヤバい客でした。
最初は静かに読書をするだけで、感じのいい人だと思っていました。
ところが、ある日を境にスタッフの会話に割り込むように。
『俺は経営者だから接客のプロとは何か教えてやる』
と謎の講習(?)を始め、態度はデカくなるばかり。
挙句の果てには、
『売上が伸びないのはお前らのせい』
と説教をしはじめ、
他のお客様にまでマナー講座を始める始末……。
ある日、混雑のせいで対応が遅れると、
『俺を軽視するのか!』
と大声で怒鳴りだしたのです。
店内の空気が凍りついた瞬間、ついに店長が我慢の限界に。
『ご来店をお控えください』
と、男性客に出禁を伝えました。
もちろん男性は逆ギレ。
『俺がどれだけ売上に貢献したと思ってるんだ!』
と騒ぎ立て、他の客にも絡もうとしましたが、
誰にも相手にされず、最後は
『俺のような上客を失ったことを後悔しろよ!』
と、捨て台詞を吐いて退店。
その後、近隣のカフェでも同様の騒動を起こし、結局そこでも出禁になったとか。
今では彼の姿を見かけることもなくなり、カフェには平穏が戻りました」(20代男性)
“お客様は神様”が通用しない時代
思い上がった態度は誰の心もつかめません。
お客様であっても、節度ある振る舞いが求められます。
誰にとっても居心地のよい場所は、思いやりで保たれるものです。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
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