【リアル給与明細】34歳、設計士。5年でお金を貯めたい……。どうすれば実現できますか?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。明細の内訳から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【34歳 設計士】
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ゆきFP
ゆきFP
2025.04.18

【リアル給与明細】34歳、設計士の場合

34歳、設計士の給与明細

プロフィール

34歳、男性
建設業 設計士

▼現状
ボーナスは年間100万円。
労働時間は月176時間、残業は月15時間程度。
現在の貯蓄は200万円。

【相談内容】働き方改革により給与が増えました。5年で1,000万円を貯めるのは現実的でしょうか?

解説するのは……

◆ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。

5年で1,000万円貯めるには?

質問者さんの現在の貯蓄は200万円で、5年後までに1,000万円を貯めたいとのこと。

目標の1,000万円を達成するには、資産運用を検討しましょう。
なぜなら、金利が低い銀行預金では増やすことができず、毎月の積立額の負担が大きいからです。

例えば、銀行預金のみで残りの800万円を5年間で貯める場合、毎月の貯金額は13万4千円になります。
一方、年率7%で運用できた場合、毎月の積立額は約10万円*。
毎月必要な積立額が少なくなるので、達成しやすいでしょう。

*……アセットマネジメントOne「資産運用かんたんシミュレーション」をもとに算出

投資にはリスクがつきものですが、10〜20年と長い目で継続することで元本割れリスクが低くなります。

また、ケガや病気で働けなくなったときなどの万一の出費のために、一部は銀行預金で置いておくと◎
生活費の3〜6カ月分の金額を目安にしましょう。

支出の見直しで貯蓄率アップ

貯蓄額を増やすには、収入を増やすか、支出を減らす必要があります。
支出の見直しはすぐに取り組むことが可能。
特に、固定費の削減は効果的です。

保険料・携帯代・光熱費・家賃など、項目ごとに見直しましょう。
毎月1万円削減できれば、手取りが1万円増えるのと同じ効果が得られます。

質問者さんの年収は平均より低い水準

平均給与

国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、30〜34歳男性の平均年収は492万円*であるのに対し、質問者さんは約412万円と平均を73万円ほど下回っています

*……参考:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」

年収アップには、資格取得転職を検討してみてください。

例えば、建築士は資格がないとなれない職業のため、年収が高く設定されているケースがほとんどです。
資格取得により、資格手当や職務内容の変更で昇給できるうえに、スキルアップにもなります。

エージェントを活用することで、希望に合った転職先に出会う確率が上がりますよ。

まとめ

パソコンを持っている男性出典:stock.adobe.com

・資産運用で目標額を達成しやすくなります。

・固定費の見直しで貯蓄率アップを図りましょう。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

多い?少ない?貯金は足りている?
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ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。
特に、お金の制度をわかりやすく伝えることが得意です!
育休ママ向けにInstagramで発信もしています。
https://www.instagram.com/chanyuki_money