1.かばんは余裕をもって大きめを用意する
宿泊行事では、着替えや洗面用具、タオル、雨具など、持ち物が多くなります。
ぎゅうぎゅうに詰め込むと荷物が取り出しにくくなるため、ある程度余裕をもって入れられる大きめのかばんがおすすめ。
画像のリュックは最大50Lの容量で、小学生の2泊の宿泊行事に持たせたものです。
リュックサックなら両手が空くので移動しやすく、使い勝手も良いですね。
帰りはお土産や1回着た衣類で荷物が膨らむので、中身は8割ぐらいを目安にしましょう。
2.荷物は必要な場面ごとにまとめる
ただ洋服を重ねて入れるのではなく、「いつ使うか」を意識してグルーピングすると子どもが必要なものをすぐに取り出せます。
- 朝の着替えセット(上下の服・靴下など)
- 洗面セット(歯みがきセット・ヘアブラシ・ミニタオルなど)
- アクティビティセット(動きやすい服・帽子・日焼け止めなど)
- 入浴セット(パジャマ・下着・バスタオルなど)
入浴セットには手提げ袋も入れると移動時に便利です。
このようにグルーピングすることで、「お風呂の時間になったらこの袋を持っていく」と分かりやすくなります。
3.透明の袋で中身を見える化する
分類した荷物は、透明な袋に入れるのがおすすめです。
中身が見えることで「どこに何があるのか」が一目で分かり、探す手間が省けます。
ジッパー付きのビニール袋やメッシュポーチを活用すると、出し入れしやすく便利ですよ。
また、袋にラベルを貼ると、さらに分かりやすくなります。
「着替え」「洗面セット」「お風呂セット」など、子どもが読める文字やイラストでラベリングすると自分で管理しやすくなりますね。
「いつどの場面で使うか」を考慮するのがポイント
宿泊行事のパッキングは、親がすべて準備するのではなく、子どもと一緒に確認しながら進めましょう。自分で準備することで、自分の持ち物を把握でき、宿泊先でもスムーズに支度ができるようになります。使う場面ごとに分類し透明な袋に収納することで、使うときに迷わず選ぶことができますね。
宿泊行事では、いつもと違う環境で過ごすことになる子どもたち。ストレスなく思いっきり楽しんできてもらえるように送り出したいですね。
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◆整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター / 福島レイナ
子どもの頃から部屋の模様替えが好きで、大学では環境心理学を専攻。空間が人に与える心理的影響について学ぶ。
大学卒業後はキッチンのショールームでアドバイザーとして勤務。新築・リフォームのプランニングや展示会のナレーター、セミナー講師等も務める。
子育てのため退職してからは、自分と家族に使いやすい収納・動線を日々研究中。
4人の子どものママ。
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