30歳、販売企画の給与明細

【リアル給与明細】30歳、販売企画。生活費で消える……。固定費を見直すべきですか?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな総資産額を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【30歳 販売企画】
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sino
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2025.09.30

【リアル給与明細】30歳、販売企画の場合

30歳、販売企画の給与明細

プロフィール

30歳、男性
通信販売業界の販売企画(運営主任)

▼現状
仕事内容は、商品企画や販促企画の立案、販売管理。
労働時間は月160時間、残業は25時間程度。
ボーナスは20万円程度。

【相談内容】現在の収入では、生活費でいっぱいで、貯蓄に回す余裕がほとんどありません。保険や通信費など固定費の見直しも必要だと思いながら、面倒であとまわしにしてしまっています。

解説するのは……

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定2級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?

平均給与

質問者さんは、今のお給料では貯蓄に回す余裕がないと感じていらっしゃるのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。

質問者さんの現在の収入を年収換算すると約321万円となります。
一方、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の企画事務員の平均年収は約604万円*。

*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001224440&tclass2=000001225782&tclass3=000001225788&stat_infid=000040247858&tclass4val=0

質問者さんのお給料は、平均よりも低い水準と言えそうです。

「忙しいから後回し」を変えるとお金が貯まる

質問者さんは、保険や通信費など固定費の見直しの必要性を感じながら、つい面倒であとまわしになっているご状況なのですね。

固定費の見直しは思い切って「時間を投資」して

毎日のお仕事で忙しく、家計管理や固定費の削減をついつい後回しにしてしまうお気持ち、よくわかります。
しかし、保険や通信費といった固定費の削減は、思い切って数時間でも時間を投資する価値があります。

なぜなら、固定費は一度見直すだけでその効果がずっと続くからです。

数字で考えると「得をする」と実感できる

もし保険や通信費を見直して毎月1万円削減できたとしたら、それ以降はずっとプラスになります。
その場合、1年間で12万円の節約になり、たとえ固定費の見直しに1日にかけたとしても、それ以上のリターンが得られます。

さらに、削減した分のお金を毎月貯蓄に回せば、将来の安心にもつながるでしょう。
お金に関することは感情に左右されやすいですが、冷静に数字で見直すと「今やるべきこと」がはっきり見えてきますよ。

まとめ

スマートフォンを眺める男性出典:stock.adobe.com

・固定費は、思い切って時間を投資してでも見直す価値があります。

・固定費を削れば、長い目でみて確実にプラスになります。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
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