【リアル給与明細】35歳、小売業の場合
プロフィール
35歳、男性
小売業(係長)
▼現状
仕事内容は、業務用食品専門商社小売部門のバイヤーと商品の仕入れ、販売計画の立案等。
労働時間は月172時間、残業は40時間程度。
ボーナスは160万円程度。
【相談内容】今のお給料で生活に不自由はありません。しかし、物価高の影響で食費・光熱費全てが値上げしているため、娯楽費を抑えています。今後の子どもの養育費が心配です。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定2級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、今のお給料では生活には不自由しないものの、今後のお子さんの養育費の捻出に不安を感じていらっしゃるのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約641万円です。
一方、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の営業・販売事務従事者の平均年収は約518万円*。
*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001224440&tclass2=000001225782&tclass3=000001225788&stat_infid=000040247858&tclass4val=0
質問者さんのお給料は、平均よりも高い水準と言えそうです。
将来のために知っておきたい物価高対策とは?
質問者さんは、物価高で生活費が増えたため、娯楽費を削ってお子さんの将来に備えているのですね。
養育費のためとはいえ、楽しみのお金を控えるのはつらいもの。
そこで今回は、物価高のときに役立つ対策をお伝えします。
物価が上がるとお金の力は弱まる
物価が上がると、現金の価値は少しずつ目減りしてしまいます。
たとえば、100円で買えていたおにぎりが150円になれば、同じ100円ではもう買えません。
これはつまり「お金の力」が弱くなったということです。
物価に強い資産で将来に備えよう
おすすめは、物価高に強い資産を持つこと。
投資信託のように景気の波に合わせて成長する資産なら、長い目で見れば物価の上昇以上に価値が増える可能性があります。
今後15年以上使う予定のないお金は、こうした「物価高に負けない資産」に回して、お金に働いてもらうことを検討してみると良いでしょう。
まとめ
・物価が上がると、現金の価値は少しずつ目減りします。
・物価高対策には、投資信託のような「物価高以上に成長する資産」を持つことがおすすめです。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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