【リアル給与明細】25歳、採用広報の場合
プロフィール
25歳、女性
採用広報
▼現状
仕事内容は、採用のための企画立案や、イベント運営。
労働時間は月160時間、残業は15分程度。
ボーナスは50万円程度。
【相談内容】夫の収入に頼りきりな生活なので、育児を視野に入れると今のお給料では心配。今後出産するとしたら今のようにフルタイムで働くのが難しく、さらに収入が減るのが不安です。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定2級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、子育てを考えたときに今の収入では不安だと感じていらっしゃるのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約329万円です。
一方、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の企画事務員の平均年収は約498万円*。
*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001224440&tclass2=000001225782&tclass3=000001225788&stat_infid=000040247858&tclass4val=0
質問者さんのお給料は、平均よりも低い水準と言えそうです。
子育て期を乗り越える働き方の選択肢とは
質問者さんは、出産を考えると今後フルタイム勤務が難しく、収入が減るのではと不安を感じていらっしゃるのですね。
子育てとキャリアのブランクが不安なときは
子どもに手がかからなくなればまたフルタイムで働けるとはいえ、そこまでブランクができるのは不安ですよね。
キャリアの空白期間をできるだけ少なくするために、おすすめなのは「今のうちからリモートワークを意識して働くこと」です。
もし今のお勤め先がリモートワークに対応しているなら、少しずつ取り入れていくことで子育てと仕事を両立しやすくなるかもしれません。
今からできるリモートワークの準備
もし今のお勤め先でリモートワークが難しいなら、将来を見据えて少しずつ準備をはじめてみましょう。
たとえば、リモートワークができる会社への転職を視野に入れ、自宅でできる仕事につながるスキルをコツコツ積んでおくと安心です。
また、スキマ時間に取り組めるライティングやオンライン秘書といった副業から始めてみるのもおすすめ。
自分に合った働き方をゆっくり試していけば、将来の選択肢が広がり、不安も和らいでいきますよ。
まとめ
・今のうちからリモートワークを意識して働くことで、子育てと仕事を両立しやすくなります。
・将来の出産を見据え、リモートワークや在宅につながるスキルを今から備えておくと、働き方の選択肢が広がります。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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