麹甘酒ってどんなもの?酒粕甘酒との違いと嬉しい効果
甘酒には、「酒粕甘酒」と「麹甘酒」の2種類があり、原材料や作り方がそれぞれ異なります。
「酒粕甘酒」は、酒粕を水で溶いて、砂糖を加えて作る甘酒。
独特なお酒の香りがあり、微量のアルコールを含んでいます。
一方「麹甘酒」は、米麹と米を発酵させて作る甘酒。
麹菌の働きにより、発酵の過程で自然な甘みが生まれます。
アルコールは含まれていないので、小さな子どもや妊娠中の女性も安心して飲めますよ。
消化を助ける酵素だけでなく、ビタミンB1などの豊富な栄養素が含まれており、疲労回復や美肌への効果も期待できます。
一番簡単で意外すぎる使い方!「いつもの味噌汁に入れる」
健康や美容に嬉しい効果が期待できる麹甘酒ですが、「そのまま飲むのが苦手」「毎日飲み続けるのは難しい」という方も多いのではないでしょうか。
実は、麹甘酒は飲むだけではなく、調味料として料理やお菓子作りにも優れているのです!
砂糖の代わりとして使われることが多いですが、毎日の料理に一番簡単に取り入れる方法は「いつもの味噌汁に入れる」こと。
たったこれだけで、いつもの味噌汁がコク深くなり、ワンランクアップした味わいに仕上がりますよ!
作り方
いつも通りに味噌汁を作ります。
味噌の量はいつも通りでOK。
味噌を溶き入れたら、1人あたり小さじ2程度の麹甘酒を加えます。
今回はそのまま飲める「ストレートタイプ」の甘酒を使っていますが、薄めて使う「濃縮タイプ」の甘酒の場合は、少し少なめにすると◎
味見をしながら、お好みで甘酒の量を調整してみてくださいね。
最後に軽くかき混ぜたらできあがり。
味噌の香りが飛んでしまうので、グツグツ煮立たせず、全体が温まる程度で火から下ろしましょう。
普通の味噌汁と比べてどんな違いがある?
麹甘酒を入れた味噌汁は、白味噌のように少し白っぽく、香りも豊か。
味噌の塩味がまろやかになり、やさしい甘みがありながらコク深い味わいになります。
隠し味程度の量なので、甘酒の味が苦手な方も美味しく楽しめること間違いなし。
味噌×甘酒のW発酵食品効果で栄養価もアップするので、良いこと尽くしですよね!
麹甘酒を手軽に活用しよう
麹甘酒は、飲むだけでなく調味料として料理にも活用できる優れもの。そのまま飲むのが苦手な方や、使い方に悩んでいた方も、この方法なら手軽に活用できるのではないでしょうか?
ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。
◆ライター / satomi
食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。