【リアル給与明細】55歳、銀行員。手取り40万円は難しいですか?【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【55歳 銀行勤務】

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sino
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2024.04.26

【リアル給与明細】55歳、銀行勤務の場合

銀行員明細

プロフィール

55歳、女性
銀行勤務

▼現状
仕事内容は、銀行での為替業務。
労働時間は月140時間、残業は月に約23時間。
ボーナスは120万円程度。

【相談内容】役職についているのにお給料が少なくすぎると感じています。手取り40万円はもらいたいのですが難しいでしょうか。

解説するのは……

 

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

現在のお給料は適正額?

質問者さんは、役職についている割にお給料額が低いと感じておられるのですね。

まずは、質問者さんの現在のお給料が適正かどうかを見ていきましょう。

質問者さんのお給料は、年収換算すると約714万円です。

銀行にお勤めの方で、役職に就いている場合の年収は、

  • 主任クラスで約500〜600万円
  • 調査役クラスで約650〜750万円
  • 支店長代理クラスで約800万〜900万円

となっています。

*……参考https://joboole.jp/articles/826198

質問者さんが調査役クラスまでの役職に就いておられるのであれば、年収は適正金額
支店長代理クラスの役職であれば、年収はやや低めと言えそうです。

収入を上げるのにおすすめの方法は?

質問者さんは、収入をさらに6万円ほど増やしたいとお考えなのですね。

銀行で働く方が年収を増やす方法として有効なのは、ファイナンシャルプランナーや証券アナリストなどの資格取得。
ですが、役職についている質問者さんはすでにそれらの資格を持っているかもしれませんね。

将来の再雇用などの計画を持っていない場合、おすすめしたいのは副業です

なぜなら、年金以外の収入源が無くなる定年後に、副業収入を得ることで経済的な安心感が得られるから

今のうちから会社の給料以外で少しでも収入を得ることで、定年後の生活に余裕を持たせることができます。

銀行で働いているのであれば、マネーリテラシーを活かしてコンサルティングを行ったり、お金に関する知識を情報発信したりしても良いでしょう

将来のことも考えて、ライフワークの一環として副業に挑戦してみてはいかがでしょうか?

まとめ

・質問者さんの現在の年収は、役職が調査役クラスまでであれば適正額です。

・収入アップの方法として、退職後の生活も見据えた副業にチャレンジすることをおすすめします。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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