ふるさと納税の時期についておさらい!
ふるさと納税は、自分のふるさとや応援したい自治体に寄附をした場合、自己負担額2,000円を超えた額が住民税・所得税から控除される仕組みです。
年収や家族構成による控除額の上限はありますが、返礼品がもらえることもあり、2020年には利用者が400万人を突破しています。
ふるさと納税ができる時期は通年!
ふるさと納税による税の軽減は、1月1日〜12月31日までの年単位の合計寄附金額が対象に。
翌年にワンストップ特例制度か確定申告の処理を行う必要があるものの、1月〜12月の通年でふるさと納税が行えます。
ふるさと納税サイトやカード決済などを利用すれば、時間を気にせずいつでも利用できるのも便利ですね。
なおワンストップ特例制度は、確定申告不要の給与所得者が、寄付先の自治体を5団体以内にし、ふるさと納税先の自治体に適用申請書を提出することで利用できる仕組み。
手続きが簡単になるため、確定申告に馴染みがない方でもふるさと納税にチャレンジしやすくなっています。
ふるさと納税の手続きはいつまでにするべき?締切も忘れずに
ふるさと納税の制度を活用するためには、その後の確定申告などをしっかり行いましょう。
そうすることで、所得税の還付(控除)や住民税の減額(控除)が受けられます。
確定申告は翌年2月〜3月頃の定められた期間中に行い、ワンストップ特例制度を利用する場合は翌年1月10日までにふるさと納税先への申請書提出を忘れないようにしましょう。
ふるさと納税の返礼品はいつくる?いつまでに申し込むかは目的によって異なる
ふるさと納税の返礼品の到着時期は、それぞれ異なります。
だいたい2週間から3か月程度で届くことが多いですが、なかには忘れた頃にやってきたという人や、複数の返礼品が同じ時期にやってきて冷蔵庫に入らない!というケースも。
そのため返礼品を希望する場合は、事前にいつまでに届くかを把握しておきましょう。
ふるさと納税サイトだと申し込みページに到着時期の目安が記載されているものもありますが、より確かなのは、自治体に直接問い合わせることです。
また誕生日などのイベントのプレゼントやおもてなし用にと考えている場合は、逆算して早めに手配しておくと安心です。
ふるさと納税のおすすめ時期!春夏秋冬なら、どの季節がお得?
ふるさと納税は1月1日〜12月31日まで通年で行えますが、申し込み時期によって特徴があります。
年度が変わる春頃は、返礼品のリニューアルを行う自治体が多くなります。
また、例年人気の高い新米や夏秋が旬のフルーツなどの先行予約がはじまるケースもあるので、申し込む場合は早めにおさえておくほうがいいでしょう。
夏場はやや落ち着いてきますが、この頃に返礼品のリニューアルを行う自治体も。
秋頃になると年末に向けて申込件数が多くなるので、到着時期にこだわらない返礼品であれば、夏までに申し込んでしまうのもおすすめです。
秋〜冬頃は年始年末用の食材を申し込んだり、今年分の控除額の上限まで使い切りたい人の申込が増えたりします。
12月には申し込みのピークがくるため、申し込んだものの、自治体側が忙しくなり、なかなか返礼品が到着しないことも考えられるでしょう。
年が明けると、いったん申込件数なども落ち着きます。
ゆっくりと見定めしたい人は、この時期にいろいろと返礼品を見比べてみてもいいかもしれませんね。
また在庫が復活することもあるため、人気の高い返礼品は年明けの1〜3月にチェックをしてみましょう!
ふるさと納税のおすすめ時期は?1月〜12月を徹底解説
それでは、1〜12月発送のおすすめのふるさと納税返礼品をご紹介します!
旬の食材はもちろん、実際に良かったと口コミ評判のよい返礼品を厳選したので、チェックしてみてください。
※産地によっては、旬の時期が数ヶ月異なることもあるので、その点はご了承ください。
1月
1月に人気の高い返礼品はお肉です。1年を通して人気ですが、この時期であれば在庫が比較的揃っているでしょう。
ハンバーグや切り落としなど、普段の料理でも使いやすいものがおすすめです。
旬の牡蠣やキウイフルーツなども美味しそうですね♪
2月
2月もまだ寒い時期が続くため、鍋などの返礼品がおすすめです。
福岡県の自治体で取り扱いの多いもつ鍋や、秋田県のきりたんぽを使った鍋など、郷土の味を楽しむのもいいでしょう。
3月
1月〜3月頃はふるさと納税の申込件数が落ち着くため、人気の高い返礼品を狙うのもおすすめですよ。
旬をこれから迎えるうなぎやシャインマスカット、さくらんぼなどなどの先行受付がスタートしていることもあるので、チェックしてみてくださいね。
4月
春には、旬のフルーツや野菜などに注目したいですね♪
4月は、いちごや新じゃがなどが旬を迎えるので、事前に申し込んで楽しむのもいいでしょう。
5月
暑くなり始める前には、夏の必需品をねらってみるのがおすすめ。
アイスクリームなどの甘い物は、子どものいる家庭なら喜ばれるアイテムですね。
6月
甘夏みかん・そら豆などが美味しいのは6月頃です。
この時期なら、お中元用のものを探しはじめるのもいいでしょう。
また肉や野菜、フルーツなどの返礼品を一通り頼んで、次は何を頼もうか悩んでいるときには、日用品を頼むのもおすすめです。
7月
7月なら土用の丑の日のうなぎはもちろん、夏休みにそなえて体験型返礼品をチェックしてみるのもいいでしょう♪
体験型返礼品には、ホテル宿泊・キャンプ宿泊・施設入場券・アクティビティ・農業体験などがあり、子どものいる家庭で楽しめるものがたくさんあります。
8月
夏場に旬を迎える野菜は、きゅうり・トマト・なす・ピーマン・かぼちゃなど。
8月ぐらいまでには手元に届くようにしたいですね。
旬のスイカは水分が多いフルーツなので、暑すぎる日本の8月にぴったりです。
9月
味覚の秋にそなえ、ぶどう・柿・梨・栗・秋鮭・新米などの申し込みを9月までには済ませておきましょう。
人気の返礼品はすぐ売り切れるので、早めに申し込みを済ませてください。
10月
10月頃になると、年末まであと2か月ということもあり、申込が増えてきます。
売り切れのものも多くなるので、クリスマス・年始年末用の食材(お肉など)を狙うなら忘れずにチェックしましょう!
11月
11月に人気の返礼品は、ホタテ・いくらなどの海鮮類です。
年始年末のイベントなどに向けて、美味しい海の幸を頼む人が多くなってくるようですね。
12月
ハンバーグ・切り落とし肉などのお肉は、12月はもちろん、年間を通して人気の返礼品です。
駆け込み需要が増す12月は、お肉以外にもホタテ・いくら・カニなどを選ぶ人が多くなります。
人気のふるさと納税返礼品は先行予約がおすすめ
ふるさと納税の寄附後、旬の食材などを、その時期がきたら発送してくれる先行予約対象の返礼品があります。
たとえば、旬のフルーツや新米などが挙げられます。
美味しい旬の食材は人気が高いため、受付が開始されたら、申し込んでしまうのがおすすめです。
その後は、旬の時期になったら順次発送されるため、到着したら美味しいうちに早めにいただきましょう♪
ふるさと納税の返礼品はあとから選べるものもある?
ふるさと納税では、ギフトカタログ式を採用している自治体があります。
あとからゆっくりと選びたいときは、そういったタイプの返礼品を選ぶのもいいでしょう。
またふるさと納税サイトのなかには、寄附するときに返礼品を選ばずポイントを貯めることで、後ほど返礼品とポイントを交換できる仕組みを採用しているところがあります。
返礼品をすぐには選べないときは、こういった制度を活用するのもおすすめです。
自分にとってベストな時期にふるさと納税を!
ふるさと納税は1年を通していつでも寄附できるため、イベントやお目当ての返礼品などを考えながら、ベストな時期で行いましょう♪
ふるさと納税返礼品は種類が豊富で見ているだけで楽しめますが、計画的に申し込みすれば、よりお得に利用できます。
自分の寄附金の上限額と相談しながら、ふるさと納税を楽しんでくださいね。
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