暴れるクレーマー




「家電量販店で働いていたときのこと。
閉店間際に40代くらいの男が来店し、
『昨日ここで買ったイヤホンが壊れてるから返金しろ』と要求してきました。
しかし、箱には別のお店のシールがあり、レシートもなく、イヤホンもかなりの使用感がありました。
ルール通り、交換できないと説明し、『メーカーに問い合わせてください』と伝えたところ、
男はいきなりスマホで私を撮影し始めました。
名札を見て、『いいんか?顔と名前を晒すぞ』と脅されました。
さらにレジの前に座り込み、『ここは詐欺の店だ!』と他のお客さんにまで言い出し、
『新品よこせ!』とバックヤードのドアを開けようとして暴れ放題。
店長が止めに入り、最終的に警察を呼ぶことになりました。
警察が到着すると、男はしぶしぶ退店。
会社は防犯カメラの映像を共有し、男は全国の系列店舗で出禁となりました。
しかもその男は本当にSNSにも写真を投稿していて、私の素顔もフルネームも晒されていました。
投稿はすぐに消され、ことなきを得ましたが、この一件で、会社もルールを変更。
名札を名字だけにする措置がとられました」(30代男性)
カスタマーハラスメント
「名前を晒すぞ!」と脅す行為は立派なカスタマーハラスメント(通称カスハラ)。
SNSに顔写真と名前を投稿され、大変な思いをされましたね……。
暴れるより先に常識と品性を身につけてほしいですね。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
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