告げ口をする先輩
「夜勤警備の仕事をしていたときの話です。
たいてい何も起きずヒマなので、みんなスマホやテレビを見て時間をつぶしていました。
私は空き時間がもったいないからと資格の勉強をすることに。
その仕事にも役立つ資格だったため、有意義だと思っていました。
ある日、スマホを見ているばかりでまともに監視作業すらしない先輩に睨まれました。
無視していると、テキストを覗き込んできて『俺も持っていない資格の勉強をするな』と怒られました。
スマホやテレビより有意義な時間の使い方だと思っているのでスルーしていると、それが癇に障ったらしく。
上司に『業務中に勉強している』とバラされてしまいました。
そうなれば私も黙ってはいられません。
『先輩は業務中にスマホもテレビも喫煙もしていますよ』とその場で言ってやりました。
自分が仕事をしていないのに告げ口したこと、
彼が持っていない資格の勉強をみて焦っていること、
資格をとれたら給料が上がる見込みがあり、僻んでいること。
そのすべてが一度に明るみになり、先輩は厳重注意されました。
その後、私は無事に資格試験を1発でクリア。
4年経った今も、先輩は資格を取れていません。
他人のことをとやかく言うくらいなら努力すればいいのに」(30代男性)
告げ口するなら仕事しよう
ほかの人の告げ口をする余裕があるなら、仕事をがんばったほうがはるかに有意義というもの。
怠け者の先輩は後輩にどんどん追い抜かされてしまうことでしょう。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています。
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