うわさの真相は……
「当時働いていた職場の20歳も年上の上司が、ありえない人でした。
一見、感じの良い人で、休憩時間に昼食をとりながら雑談するような関係でした。
しかし、プライベートな付き合いや連絡先の交換は一切ありません。
ある日出勤すると、同僚から『おめでとう!』と笑顔で言われました。
何のことかわからず戸惑っていると、周囲の人たちがやたらニヤニヤしながら私を見てきます。
帰りに先輩に聞くと、
『上司と半年も付き合っていて、結婚も間近なんだってね!』
はぁ!?
結婚!!!?
もちろん全否定して、速攻で上司を問い詰めに行きました。
すると彼はニヤリと笑いながら
『入社当時から僕はキミに運命を感じていて、キミもてっきり僕と同じ気持ちなんだと思ってたよ♡』
と言い、私の手を握ってきました。
私はその場で上司の手を振り払い
『お付き合いしていませんし、上司としてしか見ていません』
とハッキリ伝えました。しかし上司は納得してくれず、
『照れなくていいんだよ』
とニヤニヤしながら言って、また私の手を握ろうとしてきました。
妄想が行き過ぎています。
怖くなってその場から逃げ帰りました。
翌日、違う上司に相談し、注意をしてもらいました。
全く改善せず。
これ以上、上司に関わるのが怖くて、結局仕事を辞めました」(20代女性)
行きすぎた妄想
「付き合ってる」「結婚間近」と周囲に吹聴していたトンデモナイ上司。
本人は“運命の恋”のつもりでも、実際はただの一方通行な妄想。
それに巻き込まれた側は、戸惑いどころか恐怖を感じるレベルです。
逃げて自分を守る選択をして、よかったですね……。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
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