【リアル給与明細】33歳、事務職の場合
プロフィール
33歳、女性
製造業の事務職
▼現状
仕事内容は、工場の事務職。
労働時間は月147時間、残業はなし。
ボーナスは60万円程度。
【相談内容】夫、9歳・6歳・4歳の子どもとの5人暮らしです。今の収入では生活に余裕がありません。食費の節約方法が知りたいです。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定2級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、今の年収では生活に余裕がないとお悩みなのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約325万円となります。
一方、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の生産関連事務従事者の平均年収は約462万円*。
*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001224440&tclass2=000001225782&tclass3=000001225788&stat_infid=000040247858&tclass4val=0
質問者さんのお給料は、平均よりも低い水準と言えそうです。
栄養も満足感もキープ!家族にやさしい節約ごはんの工夫
質問者さんは、生活に余裕がないなかで、食費を抑えて家計を改善したいと考えているのですね。
育ち盛りのお子さんにもしっかり食事を楽しんでもらいながら、食費をカットする工夫を紹介します。
安価な食材のレパートリーを増やす
豆腐・卵・鶏むね肉など、安くて栄養価も高い「節約食材」のレパートリーを増やしましょう。
たとえば鶏むね肉は、安い大容量パックを買えば、「叩いてミンチにする」「一口大に切って味付けして冷凍する」といったひと手間で、いろいろな料理にアレンジできます。
安いお米も美味しく調理
古米など安価なお米が手に入るなら、チャーハンや丼ものに使うのがおすすめです。
「美味しくないのでは?」と心配する声もありますが、調理法を工夫することで味の違いが気になりにくくなりますよ。
たまのごちそうはふるさと納税で
「いつも節約ごはんばかりではつまらない……」そんなときはふるさと納税を活用するのも選択肢です。
返礼品には高級なお肉や海産物など、普段は手が届きにくい食材もそろっています。
「なにを頼もうか」と家族で選ぶ時間も、楽しみのひとつになりますよ。
まとめ
・食費を節約するために「安価な食材のレパートリーを増やす」「安いお米も調理して使う」「ふるさと納税で贅沢を楽しむ」の3つがおすすめです。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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