みんなウンザリ
「数年前の出来事です。
私の部署に自分より8歳年上の出向社員がやってきました。
異動前から人間関係でトラブルを起こす人だとうわさでしたが、1か月経つ頃には“なるほど”と誰もが納得する事態に。
偉そうな態度で周囲をひっかき回す、迷惑な人でした。
『今どきFAX?紙の無駄でしょ!』
『このメールの書き方は相手を疑いすぎ。あんた人格に問題あるな』
など、暗黙のルールやクライアントの要求などをガン無視したナナメ上からのアドバイスがウザすぎます。
ルーティン業務にあれこれ文句をつけ始め、社員のみんなで培ってきたものをすべてを非難・批判。
自分の価値観や方法を一方的に押し付けてくるため、私を含め複数の社員がノイローゼ気味になってしまいました……。
ある日、彼より後に入社してきた年上の社員への批判を大声で始めました。
面と向かって、部署全員に聞こえるように
『もう入社して3か月経つのに業務量が少な過ぎる!』
『甘えてんのか?』
などと、30分以上も説教を続けました……。
部長や他の部署の人間も差し置いて、上司でもなんでもない、ただの同僚である彼が御託を並べる姿は、まさに“何様?”という感じでした。
その後3か月が経ったころ、彼は突然、他の関連企業へ異動することに。
あの公開批判が決定打なのは明らかで、誰もが心の中でガッツポーズしていました」(40代男性)
空気を読めない発言
新しい環境では現場の人間関係や、築かれたやり方を理解しようとする姿勢が大切です。
一方的な価値観で職場を乱すのは、結果的に自分の立場を危うくすることにも。
新しい職場では、丁寧な人間関係の構築が極めて重要だと考えさせられるエピソードでした。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
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