【リアル給与明細】31歳、Webライターの場合
プロフィール
31歳、男性
Webセールスライター
▼現状
労働時間:月160時間(残業20時間)
ボーナス:なし
世帯年収:350万円
1人暮らし
【相談内容】贅沢ができない給料に不満。財布にお金があったら使ってしまうのをやめたいですが、どうしたらいいでしょうか。
解説するのは……
◆綾瀬わか
AFPライター。元中学校・高校の国語教員。
資産形成や社会保険、教育等に関するお悩みを解決するお手伝いをしています。教員時代のスキルを生かして、相手に寄り添いながらわかりやすくアドバイスすることが得意です。より多くの方々が安心して生活できるようにお役に立ちたいと思っております。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
「求人ボックス」の調査によると、ライターの平均年収は約423万円*です。
質問者さんの年収は350万円ですので、平均よりも低めの給与水準と言えます。
*……参考:求人ボックス「給料ナビ」2025年4月更新
浪費癖を直すには?今すぐできる3つの対策
質問者さんは財布にお金があるとすぐに使ってしまうのがお悩みとのこと。
現在30代ですので、将来に向けてしっかりと貯蓄を増やしていきたいところです。
浪費を防ぐ方法を3つ紹介します。
1.先取り貯金で貯蓄を自動化
まずは、銀行口座を生活費口座と貯蓄専用口座に分けましょう。
そして、銀行の定額自動入金サービス等を用いて、給料が入ると自動的に2つの口座に振り分けられるようにするのがおすすめです。
頑張って貯蓄しようとすると、よほど意識の高い人でない限り長くは続きません。お金の管理が苦手な人は、強制的に手元で使えるお金を減らす仕組みを作ることが大切ですよ。
理想の貯蓄率は手取り月収の20〜25%程度。質問者さんの場合は、毎月4〜5万円を目安にするとよいでしょう。
2.生活費はデビットカードまたは現金で支払う
口座引き落としの家賃や光熱費、通信費を除いて、食費・日用品・娯楽費・交際費などはすべてデビットカードまたは現金で支払うようにしましょう。
「あといくら残っているか」が可視化できれば、「残り○円しかないからこれ以上使えない」という発想に切り替えられます。
もし、月末までに全て使ってしまったとしても、すでに先取り貯金をしているので使い過ぎにはなりません。
3.目標を立てて達成したときはご褒美を
節約や貯蓄を長く続けるには、目標を立てて、達成した自分にご褒美をあげることも大切。
特に浪費癖があるときは、ストレスが影響している場合があります。
旅行や趣味などでストレスを発散して、リフレッシュできる機会はなるべく減らさないようにしたいものです。
たとえば「年末の旅行を楽しむために今は貯蓄しよう」など、自分が喜びを感じる活動を目標に設定して、息抜きできる機会を適度に設けましょう。
まとめ
・質問者さんの現在のお給料は、平均よりも低めの水準です。
・浪費癖をなくすには、先取り貯金をして、デビットカード・現金払いに変えるのがおすすめです。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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