【貯蓄額】69歳、男性の場合
プロフィール
69歳、男性
施設管理のアルバイト、年収190万円
妻(70歳)と2人暮らし
【相談内容】年金だけでは足りない……。アルバイトしても余裕がありません
「年金とアルバイトでどうにかこうにか生活してはいますが、余裕が全然ありません。また、貯金額が少ないので、何かあったときに対応できません」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である60代2人以上世帯の貯金額は、平均が2,026万円・中央値が700万円*です。
*……参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年調査結果」
質問者さんの貯金額は9万円と、ご自身でも感じていらっしゃるとおり、平均・中央値どちらと比べても低くなっています。
シニアこそ賢く節約!今から始める家計の見直し術
質問者さんは、年金とアルバイトで生活しているものの、生活に余裕がなくお悩みなのですね。
家計管理はどの年代から始めても大丈夫。今からでも改善は可能ですよ。
「支出の見える化」で無駄を減らす
家計を改善したいとお考えであれば、まずは家計簿をつけて「支出を見える化」しましょう。
家計簿をつけ日々の支出の内容を振り返ることで、減らせる支出が見えてくるからです。
たとえば「なんとなく行っているコンビニ代が意外と大きいな」「スーパーに行く回数が多すぎるな」といった、無意識にしてしまっている無駄も家計簿を振り返ることで自覚できます。
日々の支出を意識すれば、少しずつ家計の無駄を減らせますよ。
シニア割引を賢く利用して
シニア向けの割引制度の活用もおすすめです。
お住まいの地域にあるシニア特典を利用すれば、無理なく支出を減らせます。
たとえば公共交通機関には、市町によって「シニア割引」が設定されていることがあります。そのほかにも、スーパーやドラッグストア、映画館などでは「シニアデー」に割引が適用されていることも。
お住まいの地域や利用する店舗にどのような制度があるかを確認して、上手に活用していきましょう。
まとめ
・「支出の見える化」をすることで、家計の無駄を減らせます。
・シニア割引をうまく利用することで、無理なく節約ができます。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています
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