【貯蓄額】26歳、女性の場合
プロフィール
26歳、女性
製造業の中間管理職、年収350万円
子(6歳)と2人暮らし
【相談内容】子どもが大きくなったときに車を買ってあげたい
「まだ老後までは考えられていませんが、子どもが大きくなって車を買うときに一括で買ってあげられるぐらいお金を貯めておきたいと考えています」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である20代単身世帯の貯金額は、平均が121万円・中央値が9万円*です。
*……参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年」
質問者さんの貯金額は80万円と、平均よりは低いですが中央値を大きく上回る水準ですね。
今から始める「子どものための車貯金」プラン
質問者さんが「お子さんが大きくなったときに一括で車を買ってあげたい」という目標を持たれているのは、とても素晴らしいことですね。
それでは、具体的にどう準備していくかを一緒に考えていきましょう。
目標金額を決めることから始めましょう
まずは、将来用意したい金額の目安を決めてみてください。
たとえば、コンパクトカーを一括で購入するなら150万円程度が想定金額です。
また、車種や新車・中古車によっても金額は変わります。
お子さんが20歳で免許を取ると仮定して、約14年後に必要になるお金を目安に計画しましょう。
時間を味方にした積立がカギ
14年間で150万円を準備する場合、月々の積立はおよそ9,000円となります。
将来の大きなお金を準備するためには、児童手当を活用するのも一つの方法です。
現在、お子さんが6歳なので、あと12年児童手当をもらうことができます。
児童手当は18歳までひと月あたり1万円支給されるので、受け取れる総額は約144万円。
将来の車の購入費用と考えて貯金しておくだけでも、車の購入費用の一部は無理なく準備できます。
*……参考:こども家庭庁「児童手当制度のご案内」
専用の口座をつくって「車のためのお金」と分けておくと、目的意識がはっきりしてモチベーションも続きやすいかもしれませんね。
まとめ
・児童手当を活用することで、お子さんが成人するまでの間に車の購入費用の準備が可能です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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