距離感おかしいって!
「入社してすぐの頃、部署の先輩女性はとても話しやすく、面倒見のいい人に見えました。
しかし、親しさが増すとともに徐々に距離感がおかしいと思うように……。
『彼女いるの?』
『私ならもっと大事にするのに』
といったセクハラ?とも取れる発言が増え、怖くなってきました。
冷静を装って、軽く受け流していたのですが、それが逆効果。
彼女の気に障ったのか、小さなミスにも過剰に怒るようになりました。
さらに、私のいないところでは
『扱いづらい』
『仕事ができない』
と悪口を吹聴していたと知ったときは、ショックでした。
限界を感じて上司に相談しましたが、上司は
『それは受け取り方の問題だろう』
『お前に非があるんじゃないか?被害者ぶるな!』
と、完全に先輩の肩を持ったのです。
相談したことを逆に責められ、味方が誰もいないような気がしてしばらく悩みました。
そんな中、同じように彼女にパワハラを受けたという同僚が声を上げてくれ、
社内のコンプライアンス部が調査に着手。
複数の証言が決め手となり、先輩は役職を剥奪され、地方へ異動となりました。
良い先輩だと思ったのに、人の本性ってわからないものですね」(30代男性)
違和感はハラスメントのはじまり
一見、親切に見える態度でも、本心では、「支配欲」や「執着」があることも。
ハラスメントは「受け取り方の問題」ではなく、感じた側の違和感こそが大切なサインです。
声を上げにくい状況でも、SOSを出す勇気を持ちましょう。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
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