【リアル家計簿】30代夫婦、3人家族の場合
家族構成
夫……30代 会社員
妻……30代 専業主婦
子……9歳(小学生)
【相談内容】今はボーナスを頼りに貯金しています。毎月の収入からも貯金できるようにするにはどうすれば良いでしょうか?
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
「ボーナス頼り」から卒業!毎月コツコツ貯金するための工夫とは?
GOODポイント
通信料を月7,800円に抑えられているのは、とても素晴らしいことです。
携帯電話に格安SIMを利用し、自宅のWi-Fiもお得な通信会社を上手に選んでいるのかもしれませんね。
固定費を抑えることは、ゆとり家計への近道です。
気になる支出項目をチェック
一方で少し気になるのは、毎月の貯蓄額が5,200円にとどまっていることです。
現在はお子さんがまだ小学生で、教育費などもそれほどかからない「お金の貯めどき」。
できれば毎月の収入のうち2割程度を貯蓄に回せると理想的ですね。
ムリなく収入アップも検討を
ご家庭の支出はどの項目も平均的で、しっかり管理されている印象です。
それでも今は「お金の貯めどき」のため、毎月の手取り収入の2割は貯蓄にまわして、これからの「お金のかかりどき」に備えたいところ。
毎月の収入のうち1万円は児童手当とのことですので、まずはその全額を貯蓄にまわせるように意識しましょう。
生活の満足度を落とさずに貯金額を増やすには、奥さまが無理のない範囲で働いて収入を増やすのも一つの方法。
クラウドソーシングサイトなどを利用して自宅でできるデータ入力などの仕事を探せば、家事との両立もしやすいですよ。
まとめ
・通信費がしっかり抑えられているのは、固定費削減に効果大。
・お金の貯めどきは、毎月の収入の2割を貯蓄に回せると理想的。
・児童手当は全額貯蓄へ。自宅でできる仕事を見つけるなどして収入を増やすのも良い方法。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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