【リアル給与明細】32歳、事務職の場合
プロフィール
32歳、女性
接客業の事務職
▼現状
仕事内容は、書類の作成・処理、販売、受付など。
労働時間は月140時間、残業は28時間程度。
ボーナスは25万円程度。
【相談内容】共働きで家計を支えたく、もう少しお給料が上がったら嬉しいです。働きやすい環境なので、転職は考えていません。収入を増やす良い方法はありますか?
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、今のお給料では貯金ができずお悩みなのですね
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約357万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の事務職の平均年収は約483万円*です。
*……参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
このことから、質問者さんのお給料額は平均よりも低めの水準と言えそうです。
転職せずに収入を増やす方法は?
質問者さんは収入をアップする方法をお探しとのこと。
職場環境に恵まれているとのことなので、転職をせずに収入を増やす方法をご紹介します。
①現在の勤め先でスキルアップする
資格取得や業務改善の提案により、昇給やボーナスの増額が期待できるかもしれません。
たとえば、パソコンの資格を取得したり業務効率化に貢献する提案をしたりすることで、質問者さんの評価が上がり、結果的に収入が増える可能性が高まります。
②副業を始める
現在は在宅でできる仕事が増えています。
ライティングやオンラインでのアドバイスなど、スキマ時間を活用して収入を得られるでしょう。
オンライン秘書やデータ入力サービスなど、事務職で培ったスキルを活かした副業なら、無理なく取り組めるのではないでしょうか。
③家計を見直す
支出を1万円減らすことは、収入が1万円増えるのと同じ効果があります。
固定費や無駄なサブスクなどの支出を見直すことで、実質的な手取り額を増やせますよ。
家計見直しのコツは、幸福度の低い支出を徹底的にカットして、幸福度の高い支出は削らないようにすること。
より充実した生活を実現できますよ。
今の職場での働きやすさを大切にしつつ、少しの工夫で収入を増やすことは十分に可能です。
できることからチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
・転職せずに収入を増やすには『職場でスキルアップする』『副業を始める』『家計を見直す』ことが効果的です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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