無茶なクレーム
「職場で遭遇したモンスターペアレントが、かなり厄介でした。
当時はストレスで、体にあちこち不調があり、大変な思いをしました。
私は、塾講師をしています。
ある中学生の生徒を担当することになりました。
その生徒は、“宿題を出してもやらない”、“塾に来ても雑談ばかり”と学習の態度が最悪！
さらに親は、何かにつけて理不尽なクレームばかりを入れる“モンスターペアレント”です。
どうやら、家では優等生として振る舞っているようで、『成績が上がらないのは担当講師である私のせい』と主張してきました。
塾長にもその声が届き、私の給料の減給が審議されたこともあるほどです。
3か月ほど担当していた間ずっとクレームが入り続けます。
耐えきれず塾長に直談判して生徒の勉強態度について、保護者に説明してもらいました。
それでも親はこちらの話を聞き入れず逆ギレ。
経緯はわかりませんが、退塾することになりました。
モンスターペアレントと実際に対峙するとかなりメンタルがやられます……。
あんな思いは二度とごめんですね！
今は、可愛い生徒ばかりでストレスフリーで働けています！」(20代男性)
度を越すモンスターペアレント
「私はある専門学校の事務員として働いています。
なかなか荒れた学校で、素行の悪い学生さんも多いので、トラブルはしょっちゅう。
クレーム電話がならない日はありません。
『変だな』と思う学生や保護者に出会う機会は多いのですが、そのなかでもダントツなのがあるお母さんです。
娘さんが退学することになりました。
お母さんのトンデモ理論では、
『娘が退学することになったのは、この子が興味をもつ授業をしなかった学校側のせい。
責任をとれ』とのこと。
事務所で、鬼の形相で叫びます。
さらにヒートアップし、『入学金を含めて、学校に納付したお金を全て返却しろ！』と主張。
もちろん、できない要求なので学校の顧問弁護士を通して話すことになりました。
弁護士が出てきたことにひるんだ様子で、一気に大人しくなりました。
一件落着かと思いきや、ネットの口コミを見るとおかしな低評価が何件も投稿されています……。
無言電話もしょっちゅうかかるようになりました。
職場では、
『アカウントを複数作って嫌がらせ？』
『あのお母さんの仕業かな』
などの声が聞こえてきます。
真偽はわからないですけどね」(20代男性)
ありえない言い分
「私の仕事は、中古車販売の営業です。
ネットの情報を見て、うちのお店に車を買いに来たお客様がいました。
業務上、さまざまなお客様と応対する私ですが、これほど心身ともに疲れた客は後にも先にもいません……。
その客は、試乗もして整備士からの細かな説明も聞いて納得して購入されました。
『理想通りの車だ！』と喜んでくれたので、私も嬉しくなったのですが……。
納車から1か月後。
『タイヤの減りが早いし、燃費も乗り心地も最悪だ。返品する！』と怒り心頭。
『返品は無理』と丁重にお断りしたのですが、ご納得されず。
『お前の店は詐欺をしている！SNSで詐欺店だと広めるぞ！』と言い出す始末。
結局、警察を呼び、なんとか退店してもらいました。
相当納得がいかなかったのでしょう。
後日、その客は民事裁判を起こし店を訴えてきました。
もちろん裁判所の判断も『店側に落ち度はない』とのこと。
逆に『悪質なクレームで威力業務妨害にあたる』と判決が下されました。
ひどい言いがかりでめちゃくちゃ疲労しました。悪質で迷惑な客は、ストレスがたまりますね」(20代男性)
話が通じない人
いくらお客さんとはいえ、あまりに話が通じない人にはストレスを感じます。
自分なりのストレス解消法を見つけておくといいかもしれませんね……。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています。
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