詐欺だ!返品しろ!
「私の仕事は、中古車販売の営業です。
ネットの情報を見て、うちのお店に車を買いに来たお客様がいました。
業務上、さまざまなお客様と応対する私ですが、これほど心身ともに疲れた客は後にも先にもいません……。
その客は、試乗もして整備士からの細かな説明も聞いて納得して購入されました。
『理想通りの車だ!』と喜んでくれたので、私も嬉しくなったのですが……。
納車から1か月後。
『タイヤの減りが早いし、燃費も乗り心地も最悪だ。返品する!』と怒り心頭。
『返品は無理』と丁重にお断りしたのですが、ご納得されず。
『お前の店は詐欺をしている!SNSで詐欺店だと広めるぞ!』と言い出す始末。
結局、警察を呼び、なんとか退店してもらいました。
相当納得がいかなかったのでしょう。
後日、その客は民事裁判を起こし店を訴えてきました。
もちろん裁判所の判断も『店側に落ち度はない』とのこと。
逆に『悪質なクレームで威力業務妨害にあたる』と判決が下されました。
ひどい言いがかりでめちゃくちゃ疲労しました。悪質で迷惑な客は、ストレスがたまりますね。」(20代男性)
迷惑な客の言い分
買うときには気づかない不便な点を販売店のせいにするとは……。
トンデモ理論を振りかざす迷惑な客もいるのですね。
話が通じない相手と関わると精神的に疲れてしまうというエピソードでした。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
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