【リアル給与明細】28歳、プログラマーの場合
プロフィール
28歳、女性
プログラマー
▼現状
仕事内容は、開発や修正などのプログラミング・テストなど。
労働時間は月180時間、残業は2時間程度。
ボーナスは60万円程度。
【相談内容】今の仕事に就いて6年目ですが、お給料が低いのでもう少し上げてほしいと思っています。同じ職種の人はどれぐらいもらってるのでしょうか？
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い？低い？
質問者さんは、同じような職種の人がどれくらいのお給料額なのかを知りたいのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約341万円になります。
一方、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代のシステムコンサルタントの平均年収は約512万円*です。
*……参考：厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」
質問者さんのお給料は、平均よりもかなり低い水準と言えそうです。
給料が低すぎると感じたときにできること
質問者さんはお給料が少ないと感じていて、もう少し上げてもらいたいとお考えなのですね。
結論から言うと、質問者さんには転職がおすすめ。
なぜなら、現在お勤めの会社の年収は平均より170万円も低いからです。
今の会社で頑張って昇給を目指すという選択肢もありますが、170万円もの昇給を短期間で達成するのは難しいでしょう。
一般的に、昇給は年数や業績に依存するため、長期間働かなければ大幅なアップは期待しづらいといえます。
また、会社の昇給基準や財務状況にも左右されるため、努力だけでは限界があるかもしれません。
これらの理由から、収入アップには平均的なお給料が出る会社へ転職が効率的と言えます。
また、転職成功率が一番高い年代は25〜29歳*であるため、この時期にチャレンジすることで成功確率が上がりやすくなります。
*……参考：doda「転職成功者の平均年齢調査【最新版】」
若い時期の転職は、新しい職場でのスキルアップやキャリアパスを見据えた選択が可能です。
転職先での給与交渉においても、現在の給与が低いことを理由に適切な条件を提示しやすくなりますよ。
まとめ
・質問者さんのお給料額は、平均よりもかなり低めです。
・20代の質問者さんには転職がおすすめ。転職成功率が高い20代の間の転職を検討してみてください。
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