【リアル給与明細】37歳、事務職の場合
プロフィール
37歳、女性
美容業界事務職
▼現状
現在の仕事に就いて12年目。
12年でお給料は8万円上がったが、コロナ禍より昇給はストップ。
労働時間は月160時間、残業はなし。
ボーナスは年100万円程度。
【相談内容】コロナ禍から昇給がストップしてしまいました。あと3万円は上がってほしいです
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
お給料を増やす確実な方法はこの2つ!
質問者さんはコロナ禍から昇給がストップしてしまい、あと3万円程度お給料が上がってほしいと思っているのですね。
会社員がお給料を増やすのに確実な方法は、以下の2つです。
- 会社の昇給システムを確認する
- 転職をする
順に解説します。
①会社の昇給システムを確認する
お給料を増やす方法の1つ目は『会社の昇給システムを確認する』です。
現在の会社で昇給したいときに「資格を取ろう」「今まで以上に業務を頑張って会社に貢献しよう」と考える人は多いと思います。
しかし、せっかく頑張って資格を取っても、現在お勤めの会社でその資格が昇給につながらず評価されなければ、お給料はアップしません。
また、業務を頑張っても、お給料アップにつながるかどうかは昇給システム次第です。
規定などで昇給システムを確認し、それに沿った努力をしましょう。
もし昇給制度が明文化されていないのであれば、人事部や直属の上司に確認する必要があります。
ひたむきに努力をすることは決して悪いことではありませんが、会社の方針に沿わなければ時間と労力が無駄になってしまいます。
昇給システムを確認してから努力の方向性を決めて、着実な昇給を狙いましょう。
②転職をする
お給料を増やす方法の2つ目は『転職をする』です。
会社に長く勤めるほどお給料が確実に増えるという年功序列の考え方は、実力・成果主義の会社では通用しにくくなっています。
もし、現在の会社の昇給の仕組みが曖昧だったり、そもそもどうすれば昇給するのかが決まっていなかったりする場合は、転職を考えてみましょう。
お給料が上がらない仕組みの会社では、いくら努力をしても報われません。
自分を一番高く買ってくれる会社こそが、能力を一番発揮できる場所と言えます。
今の会社に居続ける理由が見当たらなければ、お給料アップのために転職も視野に入れてみてください。
sino's アンサー『黙っていてはお給料は上がらない!自分の価値を正しく見積もって』
今回のアドバイスのポイントは『黙っていてはお給料は上がらない!自分の価値を正しく見積もって』です。
会社のお給料アップのためには『黙って努力していればいつか報われる』といった考え方はやめたいところ。
競争が激しい今の世の中では「これができます!」と積極的にアピールしていかなければ、なかなか給与面で高く買ってもらえないのが現実です。
会社が求めているスキルを手に入れてしっかりアピールすること、そして自分の価値に対して適正額のお給料を出してくれる会社を選ぶことで、着実なお給料アップを目指しましょう。
まとめ
・お給料を増やす方法は「会社の昇給システムを確認する」「転職する」の2つ。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。