【貯金額】42歳男性の場合
プロフィール
42歳、男性
医療職、年収420万円
妻 (38歳、会社員)と子ども(10歳)との3人暮らし
【相談内容】今の収入では貯金ができず老後が不安です……。
「今の収入では貯金を増やす余裕がほとんどありません。子どもの将来の学費や自分たちの老後の資金、病気やケガで働けなくなった場合の備え、介護資金など、考えると不安がつのります。どうすれば資産を増やせますか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である40代2人以上世帯の貯金額は、平均が889万円、中央値が220万円です。
質問者さんの資産額は約20万円で、これは平均貯金額の約2.2%、中央値の9%になります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html
お金の不安を減らす方法は『支出を減らす』こと
質問者さんは、今の収入では貯金が難しく、お子さんの学費や老後の備えなどに不安を感じているのですね。
お金の不安は収入を増やせば解消すると思いがちですが、実際には収入が増えると支出も増えやすいもの。
そのため、収入が増えても不安が消えるとは限りません。
重要なのは、支出を見直し、少ない支出で満足できる生活に整えることです。
まずは家計簿をつけ、月ごとに振り返る習慣をつけましょう。
おすすめは、毎月家計簿を振り返る際に『満足度の低かった支出トップ3』を選ぶ方法。
満足度の低かった支出には今後お金を使わないようにするだけで、無駄な支出を抑えられます。
満足度の高い支出を削ることなく家計管理が進みますよ。
この習慣を続けることで、家計が健全になり、心にも余裕が生まれます。
将来の不安が軽減し、安心感を得られるでしょう。
収入にかかわらず、支出を収入の8割に抑える生活ができるようになれば、一生お金に困ることはないといわれています。
支出の見直しを進め、お金の不安のない生活を手に入れたいですね。
まとめ
・質問者さんの資産額は、平均貯金額の約2.2%、中央値の9%です。
・収入が増えても、お金の不安が消えるとは限りません。重要なのは、支出を見直して少ない支出で満足できる生活を送ることです。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
同年代の貯金額は……
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