【貯金額42歳女性の場合
プロフィール
42歳、女性
フリーランス、年収200万円
夫(40歳、公務員)、子(11歳、7歳、5歳)との5人暮らし
【相談内容】子ども3人の教育費が心配です。保険はどれだけ必要ですか?
「公務員をしていましたが、現在はフリーランスをしています。しっかり貯金してから退職したつもりでしたが、地方在住で近くに大学がなく、子どもが大学に進学するときはお金がたくさんかかりそうで心配です。夫婦とも定期保険に入ろうと考えていますが、どのくらいの保障額が必要でしょうか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である40代2人以上世帯の貯金額は、平均が889万円、中央値が220万円です。
質問者さんの資産額は約3,765万円で、これは平均貯金額の約4.2倍、中央値の17.1倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html
保険はどれだけかけておけば安心?
質問者さんは、お子さんの教育費に備えて保険加入をお考えとのこと。
定期保険は、一定の期間内に万が一のことがあった場合に保険金が支払われる保険です。
お子さんの学費を守るために、必要な金額を計算して保障額を設定しましょう。
質問者さんはしっかり貯金をされてきたので、ご夫婦に万が一のことがあってもお子さんの大学進学までの費用は現金貯金で賄えるでしょう。
定期保険の保障額は、お子さん3人の大学にかかる費用分を備えておけば安心です。
日本政策金融公庫の「令和3年度 教育費負担の実態調査結果」によると、大学にかかる費用は「入学費用+在学費用×4年間」の計算で国公立で約480万円、私立文系で約700万円、私立理系で約800万円です。
*……参考https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_r03.pdf
これに加えて、自宅外からの通学の場合、4年間で約420万円の仕送りや生活費が必要となります。
大学進学には大きな費用がかかるため、万が一に備えるのであればお子さんの教育費をしっかり設定することが重要です。
保険の選び方や金額設定を慎重に行い、お子さんの将来をしっかりとサポートできるように準備をしたいですね。
まとめ
・質問者さんの資産額は、平均貯金額の約4.2倍、中央値の17.1倍です。
・定期保険とは、一定の期間内に万が一のことがあった場合に保険金が支払われる保険です。
・お子さんの大学にかかる費用をシミュレーションし、必要な保障額を設定しましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
ほかの子育て世帯の貯金額は……
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