【貯金額】41歳女性の場合
プロフィール
41歳、女性
パート勤務、年収150万円
42歳会社員の夫、17歳高校生と14歳中学生の子どもとの4人暮らし
【相談内容】子どもにお金がかかって貯金ができません……
「現状は子どもにお金がかかり、貯金する余裕がありません。子ども2人にまだまだお金がかかるので将来がかなり不安です。」
現在の資産額の水準は？
質問者さんと同年代の40代既婚世帯の貯金額は、平均約889万円・中央値で約220万円です。
質問者さんの資産額は12万円で、これは平均貯金額の1.3％程度・中央値の5.5％程度となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html
お金のかかりどき、どう乗り切る？
質問者さんは、お子さんにまだまだお金がかかるので、現状の預貯金では不安を感じているのですね。
ご心配の通り、2人のお子さんが進学予定であれば、このあとそれぞれ大学・高校とお金のかかるフェーズに入ります。
お子さんが大学や高校に進学するとさらに教育費がかかりますが、貸与型の奨学金はおすすめしません。
現在、大学生の約半数が奨学金を利用していますが、卒業後にその返済に苦しむ人が多く、社会問題となっています。
*……参考https://syogakukin.zenkokukaigi.net/about/
お子さんが大学に進学したいけれども学費が足りない場合は、質問者さんがパートを増やすか、家計の現状を話してお子さん自身にもアルバイトで学費を補助してもらうのが良いでしょう。
今は教育費がかかる時期ですが、この状況が永遠に続くわけではありません。
収入の範囲内でやりくりできれば、お子さんが成長し教育費がかからなくなったときに老後のための貯金ができるようになります。
今はしっかり計画を立て、安心して将来に備えてください。
まとめ
・質問者さんの貯金額は、平均貯金額の1.3％程度・中央値の5.5％程度程度です。
・お子さんの大学費用が足りなくても奨学金はおすすめできません。パートを増やすかお子さんにもアルバイトをしてもらうなどしましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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