弔事の金封紙に熨斗(のし)はいる?
弔事の際に用意するお香典袋。
一般的には熨斗が付いていないものがほとんどですよね。
ただ、関西のとある地域で白黒の熨斗が付いたお香典袋が売られていたそう。
熨斗が付いたお香典袋は、弔事のときに使用してよいのでしょうか?
熨斗の意味
熨斗には「おめでたいことを伸ばし広げる」という意味があるのだとか。
なので結婚などのお祝い事では、熨斗がついたご祝儀袋を使用します。
熨斗の意味を考えると、弔事で使用するお香典袋に付けるのはNG。
たとえ白黒のものであっても、控えた方がよいでしょう。
白黒の熨斗は何のために作られた?
一部の地域では、お葬式やお通夜でお世話になった方に感謝の気持ちを込めてお返しをするときに、白黒の熨斗がついた封筒を使用するそう。
熨斗の意味を知らなければうっかり使ってしまいそうな熨斗がついたお香典袋ですが、ちゃんと意味があるんですね。
知らないとマナー違反に
熨斗をはじめとする冠婚葬祭で使用されるものには、さまざまな意味が込められています。それを知らずにいると、気づかないうちにマナー違反をおかしてしまうかも……。
動画本編では、弔事のときの金封紙マナーについてさらに詳しく解説しています。ぜひ動画もチェックして、マナー違反なく弔事に参列するための参考にしてくださいね。
◆令嬢養成学校チャンネル
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