57歳、自営業の《リアル貯金額》。現在は独身。安全な投資を教えてください【FPが解説】

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読者から寄せられた実際の総資産額を大公開。内訳から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【57歳 男性】

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ゆきFP
ゆきFP
2024.08.20

【貯金額】57歳男性の場合

【貯金額】57歳男性の場合

プロフィール

57歳、男性
独身
自営業(不動産賃貸業)
年収:300万円

【相談内容】安全な投資はありますか?

「投資は株式のみですが、安全な運用があれば教えてください。」

ファイナンシャルプランナーによる回答

質問者さんの貯蓄額は中央値の28.5倍

平均貯蓄額

50代独身の平均貯金額は1,391万円、中央値は80万円です。
質問者さんの資産総額は2,280万円と平均を大きく上回っているうえ、資産の一部は株式で積極的に運用されているようです。

*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2023/

資産の大部分を占めている預貯金ですが、物価上昇が預金金利を上回る現状ではお金の価値が目減りしてしまいます。
自営業の方の場合は生活費の1年分を預金で残しておき、そのほかの余裕資金は運用にまわすことを検討してもよいでしょう。
資産運用は増やすだけでなく、お金の価値を守ることもできますよ。

安全な投資はある?

一般的に、投資のリスクはリターンに比例します。
「ハイリスク・ハイリターン」「ローリスク・ローリターン」はありますが、「ローリスク・ハイリターン」の投資はありません。

リスクが低い投資としては、債券があります。
国債や社債、外国債など種類は豊富です。
固定の利回り
で運用できるので、資金計画を立てやすいのも特徴。
ただし、外国債は金利が高い特徴があるものの、為替の変動リスクには注意が必要です。

そのほか、投資信託も株式投資に比べてリスクが少ないといえます。
全世界株式の銘柄であれば、1つの銘柄に数千社の株式がまとめられていますよ。
もちろん変動はありますが、「長期・積立・分散」投資によってリスクをかなり抑えられるといわれています。

老後資金をいくら準備したいかを考え、必要な利回りを逆算するのも一つの方法ですね。

まとめ

パソコンを見ている男性出典:stock.adobe.com

・質問者さんの貯金額は中央値の28.5倍です。

・債券は固定の利回りで比較的低リスクです。

・「長期・積立・分散」投資でリスクを抑えることができます。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

 

◆ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。

同世代の貯金額は……

【参考】53歳、男性/投資家・ブロガー出典:4yuuu.com

【参考】58歳、男性/学習支援業 講師出典:4yuuu.com

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ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。
特に、お金の制度をわかりやすく伝えることが得意です!
育休ママ向けにInstagramで発信もしています。
https://www.instagram.com/chanyuki_money