60歳、自由業の《リアル貯金額》。持病があり将来の医療費が不安です……【FPが解説】

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読者から寄せられたリアルな総資産額を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【60歳 男性】

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2024.08.14

【貯金額】60歳男性の場合

60歳、フリーランスの貯金額

プロフィール

60歳、男性 
フリーランス、年収105万円
妻(56歳 パート勤務)、子ども(25歳 会社員)との3人暮らし

【相談内容】健康に問題があり、将来が不安です……。

「収入が少ないので、年金を繰り上げ受給しています。メンタルに持病があり外に働きに出られません。将来医療費が大幅に増えそうですが、どうまかなえばよいでしょうか?」

現在の資産額の水準は?

資産額平均

質問者さんと同年代である60代2人以上世帯の貯金額は、平均が2,026万円、中央値が700万円です。
質問者さんの資産額は3万円で、これは平均貯金額の約0.15%、中央値の約0.43%となります。

*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html

メンタル疾患がある場合に活用できる制度は?

質問者さんは持病がおありで収入増が難しく、将来の医療費を心配しておられるのですね。
思うように働けない中、将来のお金について考えるのは精神的に大変おつらいことでしょう。

まず質問者さんにおすすめしたいのは「自立支援医療制度」の活用です
これは、精神的な病気や障害がある人が医療費を少なくするための制度で、この制度を使うことで病院での治療費や薬代が安くなります
医療費が軽減されるので経済的な負担が減り、安心して治療を続けることができます。

次に、「精神障害者保健福祉手帳」を取得できないかを確認してみましょう
精神障害者保健福祉手帳があると、税金の優遇や障害者控除を受けることができます
税金が安くなったり、場合によっては返金されることもあります。
また、手帳を持っていることで、公共の交通機関の割引や、福祉サービスの利用も可能になりますよ。

これらの制度は、医師の診断や診断書が必要になります
まずは通院先の主治医に利用可能かどうかを相談してみてくださいね。

まとめ

悩んでいる男性出典:stock.adobe.com

・質問者さんの資産額は、平均貯金額の約0.15%、中央値の0.43%です。

・メンタルの疾患がある場合は「自立支援医療制度」「精神障害者福祉手帳」を利用することで、経済的な不安を軽減させることができる場合があります。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

 

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

同世代の貯金額は……

【参考】58歳、男性/学習支援業 講師出典:4yuuu.com

【参考】56歳、男性/事務職出典:4yuuu.com

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sino

美容・コスメ・アンチエイジング・ダイエット情報を発信する女性ライターです。
FP資格を持っており、資産形成や節約に関する記事も執筆します。
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