53歳男性、投資家の《リアル貯金額》。株高円安の今、どのタイミングで売却するべき?【FPが解説】

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読者から寄せられた実際の総資産額を大公開。内訳から、改善できるポイントあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【53歳 男性】

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ゆきFP
ゆきFP
2024.08.03

【貯蓄額】53歳男性の場合

53歳 男性/投資家・ブロガー

プロフィール

53歳 男性
投資家・ブロガー

独身一人暮らし
年収は150万円

【相談内容】

「株高円安で評価額が右肩上がりなので、どのタイミングで売却すれば良いのかアドバイスが欲しい。」

ファイナンシャルプランナーによる回答

【参考】平均貯蓄額(単身世帯)

売却するタイミングは?

投資信託や株式は日々価格が変動するので、いつ売却すればいいのか迷っている方も少なくありません。
結論から申し上げると、必要なときに必要な分だけ売却するとよいでしょう。

投資信託や株式は、経済の成長とともに資産が増える特徴があります。
日々の上がり下がりはあるものの、長期的に見ると右肩上がりになるものが多いですよ。

実は、運用成績がよかった人の属性は「口座を持っていたことを忘れていた人たち」といわれています。
購入や売却のタイミングを計るのではなく、ほったらかしの運用を続けることが一番利益が出やすいということですね。

もし、変動が大きくて一喜一憂してしまうのであれば、比較的リスクの低い債券の比率を高めるのも一つの方法です。
期待できるリターンは低くなりますが、値動きは小さくなりますよ。

また、証券会社によっては定額売却の制度があります。
運用を続けながら年金のように受け取れるので、普段の生活費の補填や趣味などに使えますね。

現金でいくらあると安心?

ケガや病気で働けなくなったときに備えて、現金も最低限置いておかないといけません。
生活費の6カ月分が目安とされていますよ。

質問者さんの場合は現金が1,500万円と、運用している資産と比べて比率は少ないものの、金額としては十分おありだと思います。

低金利の中、物価が上がっている状況では、預金はお金の価値が目減りしていく一方です。
数年の間に使う予定が決まっている分は預金で置いておき、それ以外の余裕資金は運用することをおすすめします。

まとめ

パソコンを見ている男性出典:stock.adobe.com

・売却のタイミングを計るのは難しいです。

・必要になったときに必要な金額を売却することをおすすめします。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

 

◆ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。

他の人の貯金額は……

【参考】47歳、男性/運輸業 労務職出典:4yuuu.com

【参考】48歳、男性/会社役員出典:4yuuu.com

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ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。
特に、お金の制度をわかりやすく伝えることが得意です!
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