【リアル貯金額】38歳、男性。増やすなら貯金と投資のどちらがよいですか?【FPが解説】

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読者から寄せられた実際の総資産額を大公開。内訳から、改善できるポイントあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【38歳 男性】

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ゆきFP
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2024.07.13

【貯蓄額】38歳男性の場合

【貯蓄額】38歳男性の場合

プロフィール

38歳、男性
介護福祉士

独身、母(76歳)と2人暮らし
年収は450万円

【相談内容】

「貯金額をもっと増やすべきですか?それとも、貯金は最低限にして投資に回すべきでしょうか?」

ファイナンシャルプランナーによる回答

質問者さんの貯蓄額は中央値の15.5倍

30代独身の平均貯金額は594万円、中央値は100万円です。
質問者さんの資産総額は1,550万円と平均を大きく上回ります。

*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2023/

預貯金以外に投資や保険も積極的に活用されていますね。
とはいえ、預貯金が45%と比率が高いのが現状です。

病気やケガで働けなくなったときなど、万一の出費を「生活防衛費」といいます。
生活防衛費は、毎月の生活費の6カ月分で十分とされていますよ。
残りの余裕資金は、お金に働いてもらうことで効率よく貯められます。

NISAを活用してみましょう

NISAは2024年から制度が変わり、年間360万円まで、総額で1,800万円までずっと非課税で運用できるようになりました。
さらに、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」を併用でき、積立設定とスポット購入を同時にすることも可能です。

低金利の中、物価が上がるとお金の価値は目減りしてしまいます。
例えば、金利が0.02%しかつかない中で物価が3%上がれば、お金の価値は実質-2.98%です。
預貯金で置きっぱなししておくのはもったいないですね。

一方、年率5%で増えれば、物価が3%上がったとしてもお金の価値はプラスです。
投資に値動きはつきものですが、長期的な運用でリスクを抑えられます。
大切なお金を守る手段として、余裕資金をNISAで運用することを検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

介護士の男性出典:stock.adobe.com

・「生活防衛費」以外は、NISAを活用してお金の価値を守りましょう。

・質問者さんの貯金額は中央値の15.5倍と大きく上回っています。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

 

◆ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。

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ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。
特に、お金の制度をわかりやすく伝えることが得意です!
育休ママ向けにInstagramで発信もしています。
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