【貯蓄額】46歳男性の場合
プロフィール
46歳、男性
運輸業で内勤事務、年収280万円
独身、両親と3人暮らし
【相談内容】過去に失敗したこともあり、投資が怖いです
「現在の年収からみると、非正規社員のため将来が不安です。せめて資産運用をして少しでも収入を増やしたいのですが、過去に株式の売買で大きな損をしたことがあるため、何を選べばいいのか分かりません。」
投資の基本は『良い銘柄を持ち続けること』
質問者さんは、資産運用をして少しでも収入を増やしたいと考えているけれども何を選べばいいのか分からないのですね。
質問者さんと同年代の40代単身者の貯金額は、平均657万円・中央値で53万円となっています。
現在の質問者さんはの預貯金額は約563万円。
これは平均貯金額の約0.9倍・中央値の約10.6倍となります
*……参考https://www.bk.mufg.jp/column/others/b0049.html
失敗しにくい、低リスクの資産運用の方法は、以下の2つです。
- 広く分散されたインデックス投資を積み立て投資すること
- 運用は放ったらかしが基本で、20年以上長期投資すること
低リスクの資産運用の方法①広く分散されたインデックス投資に投資すること
投資の格言に『卵は1つのカゴに盛るな』というものがあります。
この格言は、卵を1つのカゴに盛ると、カゴを落としたときに全部の卵が割れてしまうことを意味しています。しかし、複数のカゴに分けて盛れば、1つのカゴを落としてもほかのカゴの卵は無事です。
投資も特定の銘柄に集中せず、全世界株や全米株のインデックス投資でリスクを分散することが重要です。
インデックス投資は市場全体の動きに連動しているので、特定の企業への投資よりもリスクが低くなります。
低リスクの資産運用の方法②運用はほったらかしが基本で、10年以上長期投資すること
全世界株や全米株などリスクの低い商品を購入したら、10年以上ほったらかしで運用することが大切です。
インデックス商品を1年で売却すると最大45.4%価値が下がるリスクがありますが、10年保有すればこのリスクは0.6%まで減ります。
インデックス投資も短期的には上下しますが、短期で売買すると失敗しやすくなるので、10年以上の長期投資を心がけましょう。
まとめ
・質問者さんの預貯金額は、同年代の平均貯金額の約0.9倍・中央値の約10.6倍です。
・低リスクで資産運用をするためには『広く分散されたインデックス投資に投資すること』『運用はほったらかしが基本で、10年以上長期投資すること』が大切です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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