【貯蓄額】40歳女性の場合
プロフィール
40歳、女性
建築事務兼地方ミュージシャン、年収350万円
独身、一人暮らし
【相談内容】年金を増やす方法はありますか?
建築事務をしながら音楽の仕事もしています。事務の仕事は安定していますが手取りが10万円程と少なく、老後もらえる年金額が少ないのではないかと不安です。今から年金を増やす準備はできますか?
年金額を増やす方法はこの2つ
質問者さんは、老後にもらえる年金額を増やしたいとお考えなのですね。
質問者さんと同年代の30代単身者の貯金額は、平均494万円・中央値で75万円となっています。
現在の質問者さんはの預貯金額は約1,900万円で、これは平均貯金額の約3.8倍・中央値の約25倍となります
*……参考https://okane-kenko.jp/media/saving-average/
将来の年金額を増やしたいのであれば、年金額を増やす方法はこの2つです。
- iDeCo
- 繰り下げ受給
年金額を増やす方法①iDeCo
年金額を増やすひとつめの方法はiDeCo(イデコ)です。
iDeCoは老後資産形成を支援する日本の制度で、毎月積み立てを行い運用します。
掛け金は全額所得控除となり、運用益も非課税なので節税メリットもあるんですよ。
60歳まで引き出せませんが、長期資産形成に適しているので、個人で年金額を増やしたい方におすすめの制度です。
年金額を増やす方法②年金の繰り下げ受給
年金額を増やすふたつめの方法は年金の繰り下げ受給です。
年金の繰り下げ受給は、受給開始を遅らせることで年金額を増やす制度です。
通常、年金の受け取り開始年齢は65歳ですが、最大75歳まで繰り下げ可能で、1ヶ月遅らせるごとに0.7%増額されます。
75歳まで年金の受け取りを遅らせた場合、受け取れる年金は65歳での受給開始に比べて84%も年金額を増やすことができます。
まとめ
・質問者さんの預貯金額は、同年代の平均貯金額の約4.6倍・中央値の約25倍。
・年金額を増やす方法は『iDeCo』と『年金の繰り下げ受給』があります。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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