【貯金額】36歳男性の場合
プロフィール
36歳、男性
製造業
31歳の妻(専業主婦)と子の3人暮らし
年収は450万円
相談
「投資やつみたてNISAが主流となっていますが、投資をするとしないでは貯蓄にどう変化があるのでしょうか？」
ファイナンシャルプランナーによる回答
質問者さんの貯蓄額は中央値の2.25倍
30代2人以上世帯の平均貯金額は526万円、中央値は200万円程度といわれています。
平均額はたくさん貯蓄がある人に引っ張られて高い金額になりがちなので、中央値の方が実態に即した金額と言えるでしょう。
*……参考https://www.lifenet-seimei.co.jp/media/money/savings-in-the-30s/
質問者さんの資産総額は450万円。
平均よりは少ないですが、中央値と比較すると2.25倍の資産を持っているということになります。
現在の貯蓄を投資にまわすとどう変化する？
質問者さんは、投資をすると貯蓄にどう変化があるのかに興味がおありなのですね。
では、現在お持ちの450万円の貯蓄を、銀行に預けた場合と投資信託を買った場合で比較してみましょう。
このような計算をするときはシミュレーションサイトを使うのが便利です。
銀行でいちばん多く金利がつく10年金利の利息は0.2％程度です。
*……参考https://www.businessinsider.jp/post-281704
この利息で450万円を銀行に預けると、20年後に資産は468.3万円になります。
一方、証券会社で投資信託を購入し、年利6.57％で運用したとします。
この利回りで450万円を20年間福利運用すると、20年後には資産は1,606.6万円になることが期待できます。
「初心者でもそんなに高い利回りで運用できるの？」と思われるかもしれませんが、これは全世界株と呼ばれる投資信託の中でもポピュラーな商品の過去30年の平均運用利回りです。
*……参考https://teiiyone.com/blog/2020/12/2030.html
ただし、投資にはリスクがあります。
20年以上の長期投資であればリスクは低くなるといわれていますが、リーマンショックやコロナショック直後に暴落した歴史もあります。
投資はご自身のリスク許容度の範囲内で行うようにしましょう。
まとめ
・質問者さんの貯蓄額は中央値の2.25倍です。
・450万円を20年間銀行に預けると468.3万円。投資商品を買って年利6.57％で運用すると1,606.6万円になることが期待できます。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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