結婚式に緑茶を飲まないのはなぜ?
結婚に関わるお祝いごとにはあえて緑茶を避ける理由は、緑茶に関する言葉のネガティブな意味に基づいているそう。
たとえば「お茶を濁す」は「ごまかす・うやむやにする」といった意味合いがあり、「茶々を入れる」は「邪魔をする・妨害をする」という意味があります。
どちらも結婚のおめでたいシーンには縁起が悪い言葉ですよね。
そういった理由から、「緑茶はお祝いの席では避けましょう」となったそうです。
結婚などのお祝い事には“桜茶”
では、結婚のようなおめでたい席には何をだせば良いのでしょう?
結婚などのお祝い事やお見合い、結納の席には“桜茶”を出します。
桜茶は桜の花を塩漬けにしたもので、お湯を注ぐとお花が開いたように見えるのが特徴。
これは「花開く」といった言葉にちなんでいて、縁起担ぎになるのだそう。
“桜茶”はスーパーのお茶コーナーやお茶屋さんで売っているそうですよ。
縁起を担ぐことで、新たな門出をより幸せな気持ちで迎えられたら良いですね♡
お祝いごとをよりハッピーに
結婚に関するお席で緑茶を出したとしても、縁起の悪いことが起こるという訳ではありません。ですが、お祝いに桜茶を出す習慣は、縁起を大切にする日本の文化に基づくもの。幸福を願って桜茶を出す素敵な習慣、結婚はもちろん他のお祝いのシーンにも使ってみたいですね。
動画本編では桜茶が余ってしまったときの使い方も説明しているので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
◆令嬢養成学校チャンネル
日本現代作法会・総師範の村山紀子(むらやまのりこ)さんが、マナーやコミュニケーションを通して「幸せを引き寄せる」「品をアップする」日頃のふるまいや心遣いを伝えるYouTubeチャンネル。
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