目上の人に「なるほど」はOK?
一般的に、感嘆詞や感動詞として使われる「なるほど」という言葉。
目上の人と話す中では、意外と失礼になっていることも多いんです!
使っているシーン別に解説します。
①相槌として使う場合
相槌で「なるほど」を使っている場合、口癖になって連発してしまっていることが多いのでやめた方がいいとのこと。
その場合は普通に「はい」と言い換えましょう。
バリエーションを付けるために、ときどき「なるほど」が混ざるのは大丈夫だそうですよ。
②話を聞いて「そうなんだ」と思って使う場合
話を聞いて「ああ、なるほどそうなんだ」と思ったときに出る「なるほど」。
これは「おっしゃる通りですね」や「私もそのように思います」と言い換えるのが適切だそうです。
③理解・納得を示すときに使う場合
相手の説明を聞いて「あぁそういうことなんだ」と理解した場合は、「そうですか」や「そういうことでしたか」と言い換えましょう。
また、最初は理解できなかったことが相手の説明で分かった場合は、「わかりました」「承知しました」「かしこまりました」と言い換えるといいでそうですよ。
つい「なるほど」が出たときは?
気をつけていても、つい「なるほど」が出てしまうこともありますよね。
そのときは「あ、左様でございましたか」をあとに付けると失礼にあたりません。
言葉づかいのマナーを学んで積極的に使ってみよう
マナーの中でも苦手と感じる人が多い「言葉づかい」。マナーを学び積極的に使ってみることで、ドキドキすることも少なくなりますよ。
動画では、「なぜ失礼に当たるのか」という点の解説も詳しく知ることができます。ぜひ動画もチェックして、取り入れてみてくださいね。
◆令嬢養成学校チャンネル
日本現代作法会・総師範の村山紀子(むらやまのりこ)さんが、マナーやコミュニケーションを通して「幸せを引き寄せる」「品をアップする」日頃のふるまいや心遣いを伝えるYouTubeチャンネル。
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