間違ってる人が多い紙袋の扱い方
知人の家に訪問したり、ビジネスで取引先に伺ったり、手土産を渡す機会は多くあります。
「手土産は紙袋から出して渡す」というマナーは周知されていますが、その後の紙袋の扱いに困ってしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
今回は、「手土産を渡したあとの紙袋はどうするか」について正しい作法をご紹介します。
マナーのプロが教える紙袋の役割
紙袋の役割は、手土産が汚れないように大事に運ぶことです。
したがって、相手に渡すのは手土産のみでOK。
紙袋は運ぶためのものなので、相手に渡すべきではありません。
手土産の紙袋は持ち帰るのが基本
手土産を運ぶために使った紙袋は、持ち帰るのが基本です。
しかし、バッグに収まらない場合など持ち帰るのに無理があり、逆に相手に気を使わせてしまうようなケースでは、相手にお渡ししても良いでしょう。
その際は「よろしければ、お使いになってくださってもいいですし、もしそうでなければご処分いただいてもよろしいでしょうか」と伝えると、感じ良く依頼できますよ。
紙袋の役割を知っていれば、もう間違えない!
紙袋は「手土産を運ぶためのもの」という役割を押さえておけば、もう迷うことはありませんね!
動画本編では、紙袋を相手に渡す際に気を付けたいポイントについても詳しく解説されています。ぜひ動画も視聴して、失礼のないやり取りをマスターしてくださいね。
◆令嬢養成学校チャンネル
日本現代作法会・総師範の村山紀子(むらやまのりこ)さんが、マナーやコミュニケーションを通して「幸せを引き寄せる」「品をアップする」日頃のふるまいや心遣いを伝えるYouTubeチャンネル。
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