排卵検査薬の使い方
排卵検査薬は、尿を使って排卵を予測するスティック型の尿検査キットです。
排卵の直前に分泌される黄体形成ホルモン(LH)を検知でき、分泌量の変化を測定することで排卵を予測します。
このLHが急激に増えるタイミングをLHサージと言い、開始時期から34〜36時間、ピークからは10時間から12時間で排卵します。
まずは排卵予定日を予測
排卵検査薬は、排卵日の3〜4日前から使用します。そのためまずは、月経周期をもとに排卵日を予測しましょう。月経周期にバラつきがある場合は、最短の周期に合わせて排卵日を予測してください。排卵日予測アプリの使用もおすすめです。
おすすめのアプリはこちらの記事でチェックしてみてくださいね。
排卵検査薬を使うタイミング
排卵検査薬は、朝と夜の1日2回、できれば毎日同じ時間での使用がおすすめです。
より高い精度で、排卵を捉えることができます。
検査薬によっては、朝一番の尿を避けるように記載されていることも。使用前によく確認することをおすすめします。
また、妊娠しやすいタイミングは排卵日の2日前と言われているので、検査薬が陽性になったらなるべく早くタイミングをとってくださいね。
排卵検査薬の選び方
「排卵検査薬を使いたいけど、どれがいいかわからない…」という方のために、選び方をご紹介します。
排卵検査薬を初めて使う方はもちろん、使ったことがある方もぜひチェックしてくださいね。
選び方①判定結果のわかりやすさをチェック
排卵検査薬は、判定結果がわかりやすいものを選びましょう。
日本製の排卵検査薬は、プラスチック製で判定窓に結果が表示されます。テストラインがコントロールラインと同じか濃い色が出れば陽性です。薄い線が出ることもあるため、コントロールラインと比べやすい検査薬を選ぶと、判定を迷いにくいですよ。
また、海外製の排卵検査薬の多くは紙製になっていて、判定結果の表示方法は同じです。でも薄い線でも陽性と判定するメーカーがあります。
どのような表示が出れば陽性と判定できるのかをきちんと確認しましょう。
選び方②感度をチェック
妊娠しやすいタイミングは排卵の2日前と言われているので、できるだけ早く陽性反応が出る検査薬を使いたいですよね。そのためにはより感度の良い排卵検査薬を選ぶことが大切です。
LHの分泌量が20mIU/mLを超える頃から35〜44時間後に排卵は起こります。
排卵検査薬によって検知できる数値が異なるため、どのくらいで陽性反応が検知できるのかを確認しましょう。
でも、もともとLHの分泌量が高い人の場合、ずっと陽性になってしまうこともあるので注意が必要です。
選び方③安い価格だと◎
排卵日付近に毎日使用する排卵検査薬は、できれば安い価格のものが良いですよね。惜しみなく使えるほうが、ストレスも少ないでしょう。
海外製の排卵検査薬は紙製なので、日本製のものより安い価格になっています。でも説明書が外国語だったり、使いづらかったりといったデメリットもあるので、よく検討してみてくださいね。
日本製の排卵検査薬を選ぶ場合は、本数が多く入っていて、1本あたりの価格が安いものを選ぶと良いでしょう。
【日本製】排卵検査薬おすすめ5選
ここからは、おすすめの排卵検査薬をご紹介します。
まずは薬局などで市販されている日本製の排卵検査薬を集めました。
不二ラテックス ウー・マン チェック LH
ウー・マン チェック LHは、25mlU/mLから検知できる排卵検査薬です。
今回ご紹介する日本製の排卵検査薬の中では、最も安い価格で購入できます。
「価格は安いほうがいいけど海外製は不安」という方におすすめです。
- 1本あたりの価格:約208円
- 検知濃度:25mIU/mL
ウー・マン チェック LH 10本
¥3,278
アリナミン製薬 ハイテスターH
ハイテスターHは、テストラインが3本出ることが大きな特徴です。
10mIU/mLから100mIU/mLまで段階的にラインが出るため、幅広くLH増加を検知できます。
判定まで10分かかることと、価格が高めなことがネックかもしれませんね。
- 1本あたりの価格:約481円(10回用)
- 検知濃度:10mIU/mL(陽性判定は30mIU/mL)
アリナミン製薬 ハイテスターH 10回用
¥4,380
アリナミン製薬 ハイテスターH 5回用
¥2,838
ロート製薬 ドゥーテスト LH Ⅱ
ドゥーテスト LH Ⅱは、コントロールラインとは別に尿量確認ラインがでることが特徴。
正しく検査できたかがわかりやすいため、初めて排卵検査薬を使う方におすすめです。
結果は約5分で判定できますよ。
- 1本あたりの価格:約348円(12回用)
- 検知濃度:30mIU/mL
ロート製薬 ドゥーテスト LH Ⅱ 12回用
¥4,180
ロート製薬 ドゥーテスト LH Ⅱ 7回用
¥2,970
オムロンヘルスケア クリアブルー LH
クリアブルー LHは、尿をかけてから約3分で判定できます。忙しい朝にも素早く判定できるのは嬉しいですね。
感度は低めなので、LH分泌量が多い方におすすめの排卵検査薬です。
- 1本あたりの価格:約230円(12回用)
- 検知濃度:40mIU/mL
オムロンヘルスケア クリアブルー LH 12回用
¥3,979
オムロンヘルスケア クリアブルー LH 7回用
¥ 2,508
アラクス チェックワン LH
チェックワン LHは、約1分で判定できる排卵検査薬です。判定窓が大きく、コントロールラインとの比較がしやすいのが特徴です。
排卵日の約1日前を知ることができますよ。
ぱっと見て検査薬とはわかりにくいパッケージも◎
- 1本あたりの価格:約350円(10回分)
- 検知濃度:40mIU/mL
アラクス チェックワン LH 10回分
¥3,850
アラクス チェックワン LH 5回分
¥2,420
【海外製】排卵検査薬おすすめ3選
ここでは、海外製の排卵検査薬から、人気の3商品をピックアップしました。
通販サイトで購入できますが、薬剤師の説明がないことには注意が必要です。口コミやレビューなどを参考にして、使用するかどうかを判断するようにしてくださいね。
ドクターズチョイス ワンステップ排卵検査薬クリア
ドクターズチョイス ワンステップ排卵検査薬クリアは、アメリカ製の排卵検査薬です。世界でもトップクラスの感度の良さで、ベストタイミングを逃しにくいのが魅力。
薄くてもテストラインが現れれば陽性なので、判定しやすいのも◎
- 1本あたりの価格:約108円
- 検知濃度:20mIU/mL
ドクターズチョイス ワンステップ排卵検査薬クリア 50本
¥5,680
Luckytest 排卵検査薬
Luckytest(ラッキーテスト) 排卵検査薬もアメリカ製で、世界80以上の国と地域で販売されています。
世界中で使われていることは安心感にも繋がりますね。産み分けにも使用されているそうですよ。
- 1本あたりの価格:約65円(50本+早期妊娠検査薬10本入り)
- 検知濃度:25mIU/mL
Luckytest 排卵検査薬 60本+早期妊娠検査薬2本入り
¥4,350
DAVID 排卵検査薬
DAVID 排卵検査薬は、中国製の排卵検査薬です。かなり安い価格で購入できるのが嬉しいポイントです。
LH分泌量が少なめの方には反応しにくいようなので、分泌量が多めの方におすすめです。
- 1本あたりの価格:約40円(60本入り)
- 検知濃度:25mIU/mL
DAVID 排卵検査薬 55本
¥2,950
排卵検査薬Q&A
ここでは、排卵検査薬についてのよくある疑問点を解説します。
ぜひ参考にしてくださいね。
Q.排卵検査薬はどこで売ってる?
排卵検査薬は、一般用医薬品の中の第一類医薬品です。
薬剤師がいる薬局や、調剤薬局のあるドラッグストアで販売されています。薬剤師の説明が必要になるため、不在の場合は購入できません。
通販サイトでも購入できますが、薬剤師とのやり取りが必要です。
Q.陽性にならない
排卵検査薬を使用しても陽性にならない場合、まずは検査回数を増やしてみましょう。LHサージのピークが短く、排卵をうまく捉えられていないことが考えられます。
また、排卵の予測がずれていることもあるので、今よりも早く検査を始めてみましょう。
数回の周期でトライしても陽性反応がみられない場合は、無排卵の可能性もあります。早めにクリニックを受診し、確認することをおすすめします。
Q.時間が経つと濃くなる
時間が経つと、薄かった線が濃くなることもあります。
メーカーによりますが判定時間が決まっているので、その時間を超えている場合は、線が濃くなっていても陽性判定はしません。
使用する検査薬の判定時間を必ず確認するようにしてくださいね。
排卵検査薬を使って妊活をスムーズに♡
排卵検査薬は、少しでも確率を上げたい妊活をサポートしてくれるアイテムです。
そのためには、自分に合ったものを正しく使うことが大切です。
毎日忙しい方も、排卵検査薬を使うことでスムーズに妊活ができるでしょう。ぜひこの記事を参考に、排卵検査薬を選んでみてくださいね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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