土下座を要求
「以前、コールセンターで働いていたとき、カスタマーハラスメントに遭いました。
担当していたお客様から、何度も繰り返し連絡があり、暴言や侮辱的な言葉を浴びせられる日々。
業務に支障をきたすほどの強い言葉や無理難題の要求に精神的に追い詰められました。
『お前らまだ俺を無視するのか!ナメんじゃねぇぞ!』
『誠意を見せろよ!自宅に土下座しに来い!詫びの品もな!』
などと、どんどんエスカレートする無茶な要求。
執拗に責められ続け、担当者の私は限界寸前です。
しかし、この行き過ぎた態度を会社は見過ごしませんでした。
会社はすぐに適切な対応策や相談窓口を設置。
社内での対応マニュアルも強化されるきっかけとなりました。
会社は、この客からのしつこい電話連絡や暴言を全て記録しつつ、法的措置も視野に入れて対応を検討することに。
最終的には、その客に警告しました。
『今までのやり取りは全て記録しています。法的措置も視野にいれますよ』
そう伝えたところ、客は『もういいっ!』と焦った様子で電話を切りました。
結果、その客からの過度な連絡は収まり、無事解決しました。
耐えがたいクレームも、組織の力で解決に向かうのだと実感しました」(30代女性)
カスハラには「組織」で対応を
常識を逸脱するカスハラ客との対峙エピソード。
顔が見えないため、言いたい放題になってしまう事例も少なくありません。
理不尽すぎる要求に、会社が真摯に対応してくれたのはまさに救い。
非常識には“組織力”で!一人で戦わず、ちゃんと味方を頼ることが大切ですね。
※この記事は読者から寄せられた体験談やご意見を元に、一部編集を加えて作成しています
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。