【住宅ローン】41歳、人事の場合
プロフィール
41歳、女性
人事課主任
▼現状
世帯年収:800万円
住宅ローン:1,800万円
家族構成:夫(40代、会社員)、子(12歳、7歳)の4人家族
都市部在住
【相談内容】世帯年収800万円×住宅ローン1,800万円は妥当?
「住宅ローンの返済や教育費にお金がかかります。食費などの節約をしていますが、携帯電話代も見直したいです」
世帯年収800万円の住宅ローンをシミュレーション
まずは、年収に対して何倍の借入かを見てみましょう。
住宅金融公庫「2024年度 フラット35利用者調査」によると、全国のフラット35利用者の平均借入額は年収の6.5倍*。
世帯年収800万円の質問者さんの借入額は1,800万円で、年収の2.25倍です。
収入に対する住宅ローンの負担は平均よりも軽いと言えます。
*……参考:住宅金融支援機構「2024年度 フラット35利用者調査」(p.18)
毎月の住宅ローン返済額の目安
住宅ローン返済額の目安は収入の25%以内といわれています。
年収800万円の場合の返済額目安は、月約16.7万円。
質問者さんの返済額は月8.5万円のため、収入に対する住宅ローンの負担は平均よりも軽いと言えます。
通信費が高すぎる?格安SIMで年間数十万円の節約効果あり!
質問者さんは、住宅ローン返済や教育費に備え、携帯電話代を見直したいのですね。
格安SIMを使えば年間数十万円の節約に
携帯電話代を見直すなら、格安SIMへの乗り換えがおすすめです。
たとえば、大手キャリアで8,000円のプランから格安SIMの2,000円のプランに乗り換えた場合、月6,000円・年間で7万2,000円もの節約になります。
質問者さんは4人家族なので、全員が格安SIMに乗り換えることで年間の節約額は数十万円にもなります。
一度乗り換えればその後もずっと節約効果が続くので有効ですよ。
スマホの買い替えは必要?
格安SIMがおすすめと聞いても「ちゃんとつながるの?」「スマートフォンも買い替えないといけないの?」と不安を感じるかもしれません。
格安SIMは、時間帯や場所によっては通信がやや不安定になることがありますが、日常生活に支障が出るほどではないケースがほとんどといわれています。
心配な場合は家族のうち1人だけが格安SIMに乗り換え、通信状況を試してみるといいですよ。
また、今お使いのスマートフォンがSIMフリーであれば、端末を買い替えずにSIMカードを差し替えるだけで使い続けることができます。
機種を変える必要がないので、導入のハードルは低いですよ。
まとめ
・大手キャリアから格安SIMへ乗り換えれば、大きな節約効果があります。
・格安SIMの通信は日常生活に支障が出るほど不安定ではないケースが多いです。
・SIMフリーのスマートフォンをお使いであれば、端末の買い替えは不要です。
※この記事では媒体で募集した情報に編集を加えて掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定2級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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