【ボーナスいくら？】28歳、小売業の場合
プロフィール
28歳、女性
小売業の事務、年収350万円
ひとり暮らし
今年度の夏季ボーナス：もらえるか分からない
【相談内容】貯金できない……。どうすれば貯められますか？
「ボーナスはもらえるだけでありがたいと思っているので不満はありませんが、貯金があまりできていません。どのような家計管理をすれば貯金できますか？」
現在のボーナスは平均と比べると高い？低い？
同じ年代の平均と比べてみて
質問者さんと同年代である25〜29歳の1年間のボーナス平均支給額は、約69万円*です。
*……参考：厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
同じ業種の平均と比べてみて
質問者さんと同じ卸売業、小売業のボーナス平均支給額は、夏季が約38万円*、冬季が約37万円*となっています。
*……参考：厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和6年9月分結果速報等)」
*……参考：厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和7年2月分結果速報等)」
質問者さんのボーナス額は夏季・冬季合わせて59万円なので、平均よりも低い額となっています。
ボーナスを貯金に変える！今こそ家計管理の始めどき
質問者さんはボーナスに不満はないものの、なかなか貯金ができずにお悩みなのですね。
収入の8割で暮らすのが貯金のコツ
貯金を増やすおすすめの方法は「手取り収入の8割で生活し、残りの2割とボーナスはすべて貯金や投資に回す」というもの。
とくにひとり暮らしの今は、比較的お金がかからない「貯めどき」。
このタイミングで貯金習慣を身につけておけば、将来的に結婚・出産・住宅購入、あるいは介護などで出費が増える「かかりどき」を迎えたときにも慌てずに対応できます。
節約は生活の満足度を下げずにスタート
節約と聞くと楽しみを我慢するイメージがあるかもしれませんが、それでは長く続きません。
電気・ガス会社を見直したり、スマートフォンを格安プランに変更したり、不要な保険を見直したりと、生活の満足度を下げずに支出を減らすところから始めるのがポイント。
ストレスなく続けられる節約こそが、長期的な家計改善につながります。
お金の使い方に優先順位をつけて
無理せず貯金を続けるには、お金の使い方に自分なりの優先順位をつけることが大切です。
おすすめは、家計簿アプリなどで支出を見える化し、月末に「満足度の高い支出」と「低い支出」をそれぞれ3つずつ書き出す方法。
自分にとって満足度の高いお金の使い方が見えてくると、自然とムダづかいが減っていきます。
大切なお金を納得のいく支出に絞れるので、「ムダづかいをしてしまった」というストレスからも解放されますよ。
まとめ
・節約しても生活の満足度が変わらない支出からカットすればストレスが溜まりません。
・お金の使い方に優先順位をつけるために、満足度の高い支出・低い支出を書き出して。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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