【ボーナスいくら?】26歳、電気業の場合
プロフィール
26歳、男性
電気工事士、年収約500万円
妻(20代、専業主婦)と子(0歳)との3人暮らし
今年度の夏季ボーナス:もらえるが額は変わらない
【相談内容】ボーナスが貯金と生活費に消えてしまう……
「ボーナスは趣味に使いたいと考えていますが、貯金と生活費の補填で消えてしまいます」
現在のボーナスは平均と比べると高い?低い?
同じ年代の平均と比べてみて
質問者さんと同年代である25〜29歳の1年間のボーナス平均支給額は、約69万円*です。
*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
同じ業種の平均と比べてみて
質問者さんと同じ電気・ガス業のボーナス平均支給額は、夏季が約88万円、冬季が約94万円*となっています。
*……参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和6年9月分結果速報等)」
*……参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和7年2月分結果速報等)」
質問者さんのボーナス額は夏季・冬季合わせて120万円なので、年齢別で見ると高い水準、業種別で見ると低めの額と言えそうです。
生活費に消えないボーナスを作るには固定費と特別費の見直しを
質問者さんは、ボーナスを趣味に使いたいのに生活費の補填や貯金で消えてしまう現状にお悩みなのですね。
ボーナスに頼らず生活するための第一歩
ボーナスを趣味などの娯楽に充てるためには、毎月の生活費を月々の収入でまかなえるようにすることが大切です。
ボーナスを自由に使えるお金として活用できるようになります。
固定費を見直して月々の支出をスリム化
まず取り組みたいのが「固定費の見直し」です。
たとえば、スマホ代を格安プランに変更するだけで1台月5,000円以上の節約になることもあります。
保険料も、必要最低限の保障に見直すことでコストを抑えられる可能性が。
また、動画や音楽のサブスクを本当に使っているかを確認し、機能が重複していないかもチェックしてみましょう。
固定費を見直すことで、月々の生活コストが下がり生活にゆとりが生まれますよ。
特別費を積み立てて急な出費に備えて
もう一つ意識したいのが、「特別費」の準備です。
冠婚葬祭や急な家電の故障など、思いがけない出費は意外と多いもの。
こうした支出に備えて毎月少しずつ積み立てておけば、落ち着いて対応できます。
家計のバランスが乱れにくくなり、ボーナスが生活費に消えてしまう……という悪循環も防げますよ。
まとめ
・質問者さんのボーナスは、年齢別で見ると高い水準、業種別で見ると低めの水準です。
・毎月の生活費を月々の収入でまかなえるようにすることがポイント。そのために「固定費のスリム化」「特別費の計上」を意識してみてください。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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