【ボーナスいくら?】29歳、サービス業の場合
プロフィール
29歳、男性
サービス業の総合職、年収450万円
妻(30代、パート)と子(4歳、3歳)との4人暮らし
今年度の夏季ボーナス:もらえるが額は変わらない見込み
【相談内容】物価高や将来の教育費など将来が不安です
「物価高もありますが、子どもの成長に伴い支出が年々多くなってきています。できる限り支出を減らしたいですが、窮屈な生活になってしまいそうで不安です。漠然とした不安がいつも頭を離れません」
現在のボーナスは平均と比べると高い?低い?
同じ年代の平均と比べてみて
質問者さんと同年代である25〜29歳の1年間のボーナス平均支給額は、約69万円*です。
*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
同じ業種の平均と比べてみて
質問者さんと同じ複合サービス事業のボーナス平均支給額は、夏季が約43万円*、冬季が約46万円*となっています。
*……参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和6年9月分結果速報等)」
*……参考:厚生労働省「毎月勤労統計調査(令和7年2月分結果速報等)」
質問者さんのボーナス額は夏季・冬季合わせて110万円なので、平均よりも高い額となっています。
収支の「見える化」で「なんとなく不安」をすっきり解決
質問者さんは、漠然としたお金に関する不安がいつも頭を離れないとお悩みなのですね。
この「漠然とした不安」の正体は、「自分の家計がどうなっているか分かっていないこと」かもしれません。
収支の見える化が不安をやわらげるカギ
いまの不安は、「将来どのくらいお金が足りないのか」「今どのくらい使っていいのか」がはっきりしていないことが原因と思われます。
まずは、「わが家のお金の流れ」をしっかりと把握しましょう。
家計の収支が分かれば、「これだけ使っても大丈夫」「この時期はちょっと注意しよう」と、メリハリのあるお金の使い方ができるようになりますよ。
家計簿アプリとライフプラン表でスッキリ!
具体的には、以下の2つを始めてみましょう。
①家計簿アプリで収支管理
銀行口座やクレジットカードと連携して、自動で家計簿をつけてくれるアプリはたくさんあります。
最初に登録してしまえば、日々の入力はほとんど不要。
何にいくらお金が使われているかが分かれば、対策を立てられるので不安が減りますよ。
②ライフプラン表の作成
「2年後に上の子が小学校入学」「3年後に下の子が入学」など、これから起こる家族のイベントを時系列に書き出し、それにかかる費用をざっくりでいいので予想しておきましょう。
ライフプラン表のひな形はインターネットでも手に入り、簡単に作成できます。
イベントの時期と金額が見えると「いつまでにいくら準備すればいいか」が明確になり、不安がぐっと減りますよ。
まとめ
・質問者さんのボーナスは、平均よりも高い水準です。
・漠然とした不安は収支の「見える化」で対策を。家計簿アプリとライフプラン表の作成がおすすめです。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
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