【リアル給与明細】32歳、販売職の場合
プロフィール
32歳、男性
接客業の販売職
▼現状
仕事内容は、販売、受付、経理、書類作成。
労働時間は月176時間、残業は40時間程度。
ボーナスは27万円程度。
【相談内容】給料が低いのが不満です。地方で車を手放せないため、ほかの節約方法があれば教えてください。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
現在のお給料は全国平均と比べると高い?低い?
質問者さんは、お給料が少ないと感じておられるのですね。
ではまず、質問者さんのお給料を全国平均と比べてみましょう。
質問者さんの現在の収入を年収換算すると約383万円になります。
一方、厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、質問者さんと同年代の販売店員の平均年収は約372万円*です。
*……参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
このことから、質問者さんのお給料は、平均的な水準と言えます。
無理なく節約を続けるための3つのアプローチ
質問者さんは地方にお住まいのため車が手放せないとのこと。
車を手放せなくても、少しの工夫で出費を減らせますよ。
車関連のコストの見直し
自動車保険を見直してみましょう。
特に、車両保険は「修理代の前払い」のようなものです。
高価な車や事故のリスクが高い場合を除き、車両保険を外すことで保険料を削減できます。
また、急発進や急ブレーキを控える、タイヤの空気圧を適切に保つなど、燃費改善の工夫でガソリン代を抑えることが可能です。
固定費の見直し
毎月必ず出ていく固定費を見直すことは、節約に大きな効果があります。
携帯電話のキャリアを格安SIMに変更するだけでも、年間数万円の節約になりますよ。
その他、電力会社やガス会社を変更することでも月々のコストを削減できるでしょう。
食費の管理
食費も大きな支出項目です。
車を活用して週末にまとめ買いをすることで、無駄な外食やコンビニ利用を減らせます。
冷凍保存できる食材をうまく活用すれば、食費を効率よく管理できるうえに調理の手間も省けますよ。
これらの工夫を少しずつ取り入れれば、車を維持しながら無理なく節約を進められるでしょう。
まとめ
・車を維持しながら無理なく節約するためには「車関連のコストの見直し」「固定費の見直し」「食費の管理」がおすすめ。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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