【リアル給与明細】26歳、営業職の場合
プロフィール
26歳、女性
製造業の営業職
▼現状
勤続1年。
ボーナスなし。
残業は月5時間程度。
相談内容】ボーナスがないため年収が低く、貯金にお金を回せません。
解説するのは……
◆ゆきFP
FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。
質問者さんの年収は平均より低い水準
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、25〜29歳女性の平均年収は353万円*であるのに対し、質問者さんは約336万円と平均を下回っています。
基本給が低い傾向にあるようです。
とはいえ、勤続年数が1年とまだ浅いうえ、残業時間が5時間と比較的少ないことも影響しているでしょう。
今後「昇給は可能なのか」「各種手当をもらえるのか」など、長期的に収入アップできる環境であるかをお勤め先に確認してみてください。
*……参考:国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査」
年収アップするには?
質問者さんは、ボーナスの支給がなく、年収が低いことがお悩みのようです。
結論から申し上げると、転職をおすすめします。
なぜなら、現在の会社では基本給が低く、昇給にも時間がかかると想定できるからです。
ボーナスの支給に関しては会社によってそれぞれで、たとえ支給額が激減したとしても違法にはなりません。
一方、基本給の変更は働く側の同意が必要になります。
そのため、転職先は年収を目安にせず、基本給を重視することが大切です。
固定費の見直しで貯蓄率アップ
貯蓄に回すお金を増やしたいのであれば、家計の見直しは必須。
特に毎月一定の支払いがある固定費の削減は効果的です。
携帯電話をキャリアから格安SIMに乗り換えることで毎月数千円安くなるケースや、不要な保険を削ることで年間数十万円浮くケースも。
食費などを無理に節約するよりも、ストレスなく簡単に支出を抑えられますよ。
まとめ
・転職活動では基本給にこだわって。
・固定費の見直しで貯蓄率アップ。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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