【リアル家計簿】30代夫婦と4歳の3人家族の場合
家族構成
夫……30歳、会社員
妻……30歳、会社員
子……4歳
【相談内容】子どもがいる家庭向けの資産運用の方法について教えてください。
解説するのは……
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。
子育て費用に投資はOK?使う時期で判断する資産の置き場所とは
GOODポイント
質問者さんのご家庭では、月収50万円に対して約31万円で生活されており、収入の約62%でやりくりできていることになります。
資産形成を進めるうえでは「収入の8割で生活し、残りを貯蓄や投資に回す」ことが理想。
それを上回る効率的な家計管理ができていて、とても素晴らしい状況です。
気になる支出項目をチェック
水道光熱費が月3万円というのは、やや高めな印象です。
現在は電力会社の自由化により、さまざまな料金プランが選べるようになっています。
プランや電力会社を見直してみてもよいかもしれません。
夜間の電力が割安になるプランもあり、ご家庭のライフスタイルによっては効果が見られますよ。
子どもがいる家庭での投資は?
お子さんがいるご家庭では、投資を考える際に「投資期間が15年以上取れない資金は現金で備える」ことを覚えておくとよいでしょう。
短期の投資では、株価の変動によって元本割れのリスクがあります。
たとえば、教育資金を投資で準備する場合、必要になるタイミングで相場が下落していると十分な資金を確保できない可能性があります。
そのため、15年以上先に使う予定の資金については投資で備え、15年以内に必要となるお金は現金で準備することが大切です。
まとめ
・収入の62%で生活ができている優良家計です。
・光熱費は使用状況に合ったプランや電力会社の見直しを。
・15年以内に使うお金は現金で準備しましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
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